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Intelの15世代Arrow Lake CPUはP-Coreキャッシュを大幅に強化する可能性あり

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Intelは次世代のArrow Lake CPUsでP-Coreキャッシュを大幅に強化する可能性がある。

インテルの12世代Alder Lake CPUからは、そこまで時間が経っていないのにもかかわらず、13世代Raptor Lakeチップがリリースされています。もちろん、さまざまな変更点はありますが、エンドユーザーの視点から見ると、最大の違いはL2キャッシュのアップグレードです。Raptor Cove P-コアは2MBで、E-コアクラスタは4MBとなっています。これはAlder Lakeの1.25MBと2MBからの向上であり、この変更が世代間のシングルスレッド速度のほとんどの改善に貢献しています。

次にインテルのリストにあるのは、主にまたは独占的にノートパソコン向けにリリースされるであろう最初の「Core Ultra」ファミリで、コードネームはMeteor Lakeです。デスクトップでは、Raptor Lake Refreshとして知られる14世代Coreプロセッサがリリースされますが、それらはおそらくそのラインの最後のプロセッサになるでしょう。Meteor Lakeの後にはArrow Lakeが続き、それはノートパソコンとデスクトップの両方に導入されるはずです。

Raptor LakeはAlder Lakeよりも優れていますが、3D V-Cacheも印象的です。より大きなキャッシュはRaptor LakeにAlder Lakeよりもかなりのパフォーマンスの優位性をもたらします。AMDのCPUが3D V-Cacheから得るほどの大きな改善ではありませんが、それでもかなりの進歩です。最新の噂では、中国の情報源Golden Pig Upgrade Packによれば、Arrow LakeではLion Cove P-コアのL2キャッシュがさらに増加し、3MBになると報じられています。

これはRaptor Coveに比べてL2キャッシュが50%増加することを意味します。Arrow LakeのLion Coveコアアーキテクチャに他の変更がなくても、それはおそらく大幅なシングルスレッドパフォーマンスの向上をもたらすでしょう。インテルはまだLion Coveについて公式発表しておらず、Arrow Lakeで使用されることが判明したのは、perfmonのアップデートで表示されたためですが、おそらくキャッシュのアップグレード以上の重要なアーキテクチャの変更が行われると予想されています。

ソース:https://hothardware.com/news/intel-arrow-lake-3mb-l2 を一部要約

現在まだ第14世代CPUも登場していませんが、すでに第15世代CPUの情報もある程度入ってきています。 第15世代のArrow Lake CPUでPコア(比較的消費電力の大きい、性能の高いコア)のキャッシュが大幅に強化される可能性があるとのことで、ゲーム性能などがより高まりそうです。


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