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Intel Arc GPUsの新たな脆弱性が発覚、サービスの停止につながる

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"Intel Arc GPUs"で新たな脆弱性発覚、サービス停止へ。

8月には多くの脆弱性が発覚しているようで、IntelもArc GPUsに新たな脆弱性を明らかにしました。

「Downfall」以来、同社はAlchemistラインナップの人気製品であるArc A770とArc A750に影響を与える2つの新たな脆弱性に注目を集めています。ただし、影響を受けるのは2022年10月と12月に導入されたGPUのみであり、数千のCPUに影響を与えるDownfallと比べると、問題の規模ははるかに小さいと言えます。

発見された脆弱性は同じ結果、つまりサービスの停止(DoS)をもたらします。Intelが公開した「Intel Arc Graphics Cards Advisory」によれば、これらのセキュリティ上の脆弱性は2つの異なる形態で存在します。1つ目は「CVE-2022-41984」とラベル付けされ、ローカルアクセスを通じてDoSを可能にするもので、GPUの性能に混乱を引き起こす可能性があります。Intelはこの脆弱性に「4.4 Medium」という基本スコアを割り当てており、その危険度は見逃せないものです。

2つ目の形態は「CVE-2022-38973」とラベル付けされ、消費者が「不適切なアクセス制御」を経験した場合、情報の漏洩につながる可能性があります。基本スコアが「3.3 Low」となっているため、この脆弱性は大規模な影響はないと考えられますが、存在は確かです。

上記の期間内にArc GPUを購入したユーザーは、地域の「Intel製品サポート」に連絡することを提案しています。この動きは脆弱性について初歩的な理解を得るためかもしれませんが、とにかく会社に連絡するほうが良いでしょう。Intelは問題を修正するための具体的な対策をまだ講じていませんが、開発が進展した際にはすぐにお知らせいたします。

ニュースソース: Tom's Hardware

ソース:https://wccftech.com/intel-arc-gpus-become-victim-of-a-new-vulnerability-leading-to-denial-of-service/ を一部要約

IntelのGPUシリーズである「Intel Arc」シリーズにおいて新たに脆弱性が発覚したとのことです。 非常に怖いですね。


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