Vision Proヘッドセットの外部バッテリーパック「マジックバッテリー」は、ヘッドセットに2時間の有線電源を提供しますが、追加のバッテリーパックを購入する必要があります。Appleは動作の重さと快適さのために内部バッテリーを使用せず、腰にバッテリーパックを装着する設計としました。
Appleは、tvOSベータ5のコードから見つかったコード参照に基づき、Vision Proヘッドセットの外部バッテリーパックを「マジックバッテリー」と呼んでいます。
以前は、同名のiPhoneバッテリーパックに似ているため、「MagSafe Battery Pack」という名前で呼ばれていましたが、マジックバッテリーはAppleのミックスリアリティヘッドセットに2時間の有線電源を提供します。
独立したAppleコードリサーチャーのaaronp613によって、新しい名前への参照が発見されました。
Vision Proヘッドセットの左側に接続される一本の織り組まれた電源ケーブルがあります。ケーブルは静的な電源に接続するか、持ち運び用のマジックバッテリーに接続するためにプラグされます。
マジックバッテリーはポケットに収まるように設計されており、外出時に追加の電源を交換することができますが、デバイスには単一のバッテリーが付属しているため、電源コンセントから離れた場所でバッテリー寿命を延長するためには追加のバッテリーパックを購入する必要があります。
AppleのVision Proは、腰に装着される別のバッテリーパックに依存しているため、批判されています。市場に出回っているほとんどのAR/VRヘッドセットには内蔵バッテリーがありますが、Appleは内部バッテリーの追加重量がVision Proを重くて快適ではないものにするとのテスト結果から異なる方法を選びました。
ソース:https://www.macrumors.com/2023/08/09/apple-magic-battery-vision-pro-headset/ を一部要約
Appleから発表されて非常に注目を集めているVision Proですが、中にMacパソコンに採用されているものと同じチップが搭載されていたり他にもチップを搭載していたりと、なかなか消費電力が多くなってしまいそうなものです。
そこでVision Proには専用の外付けバッテリーが用意されていて、それを用いることでより長時間使うことができるようになるわけですが、そんな「マジックバッテリー」についての噂情報が新しく入ってきたようです。