2020年の3月11日にいよいよ「Call of Duty:Warzone」の配信が開始されました。 プラットフォームは「PS4 / Xbox One / PC」となっていて、パソコンでも楽しむことができます。ですがPS4とXbox Oneはまだしも、パソコンについては性能を考える必要がありますので、せっかく買ったのに快適にプレイできなかったなんてトラブルもあります。
そこでこの記事では海外の情報などを基にしてCOD:Warzoneパソコン版の必要スペックと、推奨スペックについても解説していきます。
ズバリ! Call of Duty:Warzoneの必要スペックは?
- 必須スペックはCorei3-6100,GTX 1650,8GB,ストレージ100GB程度
- 推奨スペックはCorei3-9100,GTX 1660,16GB,ストレージ150GB程度
- 既にModern Warfareを持っている人はあまり気にする必要が無い
Call of Duty:Warzoneの特徴
まずはCall of Duty:Warzoneの特徴について少しだけ説明していきます。
最大150人のバトル・ロワイヤル
Call of Duty:Warzoneは最近流行りの「バトロワ系」ゲームの一つになりますが、同時に150人が戦うという特徴があります。 これまでのバトロワ系ゲームといったら同時に100人くらいが主流でしたので、そこそこ長引く戦いになるでしょう。
[dic term=”バトル・ロワイヤル”]
そして最初に倒されたときに強制収容所へと連行され、他の倒されたプレーヤーと一緒になります。そこで1対1の対決が行われ、勝利することで生まれ変わることができます。 また、生き残っているチームメンバーがフィールドに存在するキャッシュ(お金)を使うことでも復活させることが可能となっています。
この復活要素が、これまでのバトロワ系ゲームと異なるポイントですね。
Plunder
ゲームモード「Plunder」では最大102人のプレーヤーが3人1チームとなり、キャッシュ(お金)を集めます。
そして最も多くキャッシュ集めたチームが勝利するゲームモードになります。キャッシュはフィールドで敵と奪い合い、盗んだりすることで得ることができるようです。 このモードでは通常のバトル・ロワイヤルのようにエリアが縮小したりリスポーンの制限がかかったりはしませんので、気楽にプレイできるかもしれません。
描画
新しいPCゲームといったら気になるのはグラフィック(描画)の進化具合でしょう。しかしながらCOD:Warzoneでは基本的な品質は「COD:Modern Warware」とあまり変わりません。ですがバトロワ系ゲームとしてはかなりリアリティがある方で、最高設定にしたらかなりのリアル感を味わうことができます。
詳しくは以下の公式ホームページにてご確認ください。
https://www.callofduty.com/ja/warzone
必須スペック(最低スペック)
続いて、パソコン版をプレイする時に必須スペックです。
[dic term=”必須スペック”]
先ほども説明した通り、基本的な品質はCOD:Modern Warfareと同じですので、COD:Modern Warfareの必須スペックにしたがってもらって大丈夫です。
しかし少し基準が古くなっていてわかりにくいので以下の基準を参考にしてください。
必須スペック | |
---|---|
ディスプレイ | 1280 x 720(HD)@30fps |
CPU | Intel Corei3-6100 |
メインメモリ | 8GB |
グラフィックス(GPU) | Nvidia GeForce GTX 1650 / AMD Radeon RX 580 / AMD Radeon RX 5500 XT (VRAM 2GB以上) |
ストレージ | 100GB程度 |
OS | Windows 7 / 8 / 10 64bit |
やる気 | 普通に必要 |
ディスプレイ
解像度が満たしていないと全くプレイできないということではありませんが、最低でもHD(1280 x 720)はないとまともにプレイすることはできないでしょう。また、フレームレートについても最低でも30fps程度出ていないとまともに動くことができません。
CPU
CPUについては最新のもので表したかったのですが、最新のものでは十分すぎるようです。通常、こういったゲームではそこまでCPUの性能は重要になりませんので、数年前のIntelのCoreiシリーズ(Coreix-6xxx以上)であれば問題ないでしょう。
CPUよりも大切なのはこの後説明する「グラフィックス(GPU)」になります。
メインメモリ
[dic term=”メインメモリ”]
メインメモリについてはおおむね8GB程度あれば最低限動作するでしょう。
グラフィックス(GPU)
GPUは映像処理を専門的に行う装置になりますが、こういった3Dゲームでは最も重要な仕様になります。
そしてこの最低スペックでは「Nvidia GeForce GTX 1650」となっています。Nvidiaのかなり新しいGTXシリーズGPUになりますね。
また、AMD製のものですとRadeonシリーズのRX 580 / RX 5500 XT程度が目安になります。正直これくらいの性能があれば通常の設定でカクつくことはかなり少ないと思います。
もしグラフィック性能だけ足りてないという人は、グラフィックボードだけを購入して取り付けることでかなり安くグレードアップをすることができます。なお、相性問題等にはご注意ください。
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また、GPU専用メモリが最低でも2GB程度あった方が良いので、グラフィックボードを搭載していない、つまりCPU内蔵グラフィックスを使っている場合はグラフィックボードの取り付けを検討した方が良さそうです。
ストレージ
地味に重要になってくるのがストレージになります。
[dic term=”ストレージ”]
ストレージの種類はHDDでもSSDでも正直ゲームプレイにおいては体感ではあまり変わりませんが、容量は重要です。最低でも100GB程度ないとプレイすることができません。
なお、SSDを使っている場合、100GBの空き容量があったとしてもかなりパンパンになってしまうのであれば速度が低下する可能性が高いですのでご注意ください。この点、インターネット上のストレージを使うことができる「GeForce NOW」というサービスは便利ですよね。(関係ありませんが)
OS
OSについてはWindows 7 / 8 / 10 の64bit版であれば問題なく動作するでしょう。しかしWindows 7についてはもうサポートが終了しましたのでご注意ください。
やる気
必須スペックギリギリのPC構成でもやる気さえあれば案外勝てます…笑
必須スペックのおすすめパソコン
以上の必須スペックを基にしたおすすめのパソコンは以下の通りです。
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パソコン工房 LEVEL-M0B7-i5F-RVS-CR | |
---|---|
CPU | Intel Corei5-9400F |
メインメモリ | 8GB |
グラフィックス | Nvidia GeForce GTX 1650 SUPER |
ストレージ | 240GB SSD |
価格 | 84,980円~ |
いろいろ探したのですが、あのパソコン工房でもCorei3でGTX 1650搭載というパソコンは見つかりませんでした。でもそれくらい低性能のPCでも動作させることができるという見方もありますね。そのため、メルカリ等で中古で購入するのも一つの手かもしれません。
なお、メルカリで購入する際は以下の記事をご覧ください。
そして例として上のデスクトップパソコンを紹介しましたが、こちらには「GTX 1650」よりもより高性能な「GTX 1650 SUPER」が搭載されています。
それでいてお値段は10万円以下なので非常におすすめです。ただ、ストレージが若干物足りない気がしますのでオプションにて追加されることをおすすめします。
推奨スペック
続いて推奨スペックについてです。
[dic term=”推奨スペック”]
推奨スペックは以下の通りになります。
推奨スペック | |
---|---|
ディスプレイ | 1920 x 1080(フルHD)@60fps |
CPU | Intel Corei3-9100 / AMD Ryzen3-2200G |
メインメモリ | 16GB |
グラフィックス(GPU) | Nvidia GeForce GTX 1660 / AMD Radeon RX 590 / AMD Radeon RX 5600 XT (VRAM 4GB以上) |
ストレージ | 150GB程度 |
OS | Windows 10 64bit |
やる気 | かなり必要 |
ディスプレイ
ディスプレイについては最近のごく一般的な解像度である「1920 x 1080(フルHD)」で60fps程度あるのが好ましいです。また、解像度ではありませんが画面サイズも20インチ以上あればより良いと思います。
CPU
CPUについては推奨スペックといいつつもIntelのCorei3シリーズになります。
これは先ほども説明した通り、こういったゲームにおいてそこまでCPUは重要になってこないためです。しかしながらあまりに性能が低すぎるとGPUの足を引っ張ってしまうことになるので、最低でも第九世代(2018年)のCoreiシリーズくらいの性能は欲しいところです。 正直言うと、Corei3でプレイしてもCorei9でプレイしても体感ではあまり変わりません。
メインメモリ
メインメモリは増量して16GBです。厳密にいうとギリギリ16GBは要らないくらいだと思うので12GBと言いたいところなのですが、キリが悪いので16GBにしています。
グラフィックス(GPU)
グラフィックスについては最低でもGTX 1660程度あれば何とかメーカーが想定しているプレイができると思います。
ですが欲を言えばレイ・トレーシングをサポートしている「RTX 2060」程度あれば安心してプレイできるでしょう。
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ストレージ
ストレージの容量が大きければ大きいほど性能が高くなるわけでもないですが、余裕をもって150GB程度あればベストだと思います。
OS
最新のゲームですから、最新のWindows 10 64bitが好ましいです。
やる気
更に必要です。
推奨スペックのおすすめパソコン
それでは以上を踏まえておすすめパソコンの方を紹介します。
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パソコン工房 LEVEL-M0B4-R53-ROR-RTC | |
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CPU | AMD Ryzen5-3600 (6コア12スレッド) |
メインメモリ | 16GB |
グラフィックス | Nvidia GeForce RTX 2060 6GB |
ストレージ | 240GB SSD + 1TB (1000GB) HDD |
価格 | 109,980円~ |
基本的にどんなパソコンでも「パソコン工房」が一番安く販売している傾向にあるので先ほどもパソコン工房を見ていたのですが、そしたらこの推奨スペックにぴったりなコスパモンスターゲーミングパソコンを見つけてしまいました。
CPUはあのIntelを打ち負かした張本人ともいえる、最新Zen2アーキテクチャを採用した「Ryzen5-3600」です。まさかのヘキサコア(6コア)で、状況次第でIntel Corei9-9900K程度のパワーを発揮します。
そしてメインメモリは16GBです。グラフィックスとしてハードウェア単位でのレイ・トレーシングをサポートしている「RTX 2060」を搭載しています。そしてストレージは240GBの超高速SSDと、大容量1TB (1000GB)のHDDの2台構成になっていて、ゲーマーにはピッタリの仕様となっています。
それでいてお値段15万円以下の「109,980円~」となっています。
この構成だったら普通は20万円はいきますね。
あまりに安いので私も購入を検討してるくらいです。ゲームとかあまりプレイしませんが。
以上、Call of Duty:Warzoneパソコン版の必要スペックとおすすめのゲーミングパソコンでした。