プログラミング用パソコンにおすすめなCPUって何なん？【シチュエーション別】

どうも、プログラマー兼自作パソコンユーザー系ブロガーの純輝です。いつもプログラミングやブログの記事作成に自分で作った自作パソコンを使っているわけですが、あらゆるパソコンでプログラミングをしているうちに、これくらいのCPU性能があればプログラミングはできるなぁ〜　みたいなラインが何となくわかってきましたので、共有したいと思います。

なお、一口にプログラミングといっても様々な種類がありますので、シチュエーション別に語っていきたいと思います。

プログラミングにはそこまで高性能なCPU必要ない

早速シチュエーション別におすすめのCPUを紹介していこうと思ったのですが、先に結論を書こうと思います。

プログラミングと考えるとパソコンをフル活用するイメージですのでなんか高性能なパソコンが必要そうなのですが、思っているほど高性能なCPUは必要ないです。

もちろんプログラミングの種類にはよりますが、基本的にはゲーム処理や動画編集等などの重たい処理に比べたらプログラミングは比較的軽いですので、そこまで高いCPU性能が求められません。

①Web系

まず最初に、最近人気なWeb系のプログラミングについてですね。Webサイトを作ったりWebアプリを作ったりするわけですが、現在、何をするにしてもGoogle Chromeなどのブラウザを使う時代ですので、非常に重要な分野です。

ブラウザ上のゲーム等を除いて、基本的に使う言語としてはJavaScript , HTML , CSS , PHP , Python , Perl , Go言語などでしょう。

コーディングをする時、よくVSCodeなどのエディタが使われますが、こちらはコードエディタとしては比較的重たいものの、そこまでではないです。

JavaScriptを酷使している動的ホームページの表示については比較的重いですが、それでもWebサイト自体がそもそもスマートフォンなどで閲覧することも想定されていることを考えると、高性能なパソコンでないとうまく動作しないということはないと言えるでしょう。

ただし、実際にブラウザ上でプレビューを行いながら開発者ツールを使ったり、編集画面や調べごと用の画面、プレビュー画面など、複数の画面を同時に扱うような状況がそこそこ多いことを考えると、通常のWeb閲覧用のパソコンよりは高い性能が必要になってくると言えます。

そう考えるとIntel CPUでいう「Core i7」、AMDのCPUでいう「Ryzen 7」くらいの性能が欲しいところですが、最近はWebサイトの進化に比べるとCPU性能の進化の方が早い感じがするので、最新のものであればIntel Core i5シリーズでも性能は十分かと思います。

ノートパソコンでプログラミングをするなら、Core i7くらいの性能は欲しいですね。というのも、ノートパソコン用のCPUの方が比較的性能が低いですので…

Web系プログラミングに最適なCPUとは

• Intel Core i7、AMD Ryzen 7、Apple M1以上の処理装置
• 最新のものであれば、Intel Core i5でも十分

特に最近のCore i5は非常にコストパフォーマンスに優れているのでお勧めです。たとえばCore i5-13400などはお勧めしたいですね。

Core i5 CPUを搭載しているおすすめのデスクトップパソコンですと、DellのVostroあたりがお勧めです。Vostroシリーズは特にコストパフォーマンスが良いです。

最新のCore i5 CPUを搭載していたら最強ですが、最新のものでなくても第8世代（例えばCore i5-8400など）以上のものであればCore i5でも普通に快適にプログラミングができるでしょう。

CPU性能については以下の記事でめっちゃわかりやすくまとめているので、是非ご覧ください。

【2023年最新】4500個のCPUの性能比較表を偏差値付きで【ベンチマーク】

②ゲーム系

続いてゲーム系です。ゲーム系のプログラマーも非常に多く、目指している人も多いですよね。私の仲良い友達なんかで結構ゲームクリエイターを目指している方が多く、みんなUnityとかUnreal Engineなんかを使って作っていたりします。

ゲーム製作についてはUnityだったらC#、Unreal EngineだったらC++なんかが使われていますね。他にも最近ではWeb上でできるゲームも多く、それらはJavaScriptで開発されていたりします。他にもiPhoneのアプリだったらSwiftだとか、マイクラだったらJavaなどが使われていたりもして、結構幅広いです。

それらのコーディング自体は別にそこまで重たくはないのですが、ゲームについてはプレビュー・検証等で結構高い性能が必要だったりします。

3Dゲームの開発だったら特に、そのゲームを快適にプレイできるくらいの性能は必要なので、それなりに良いCPUも必要になってきます。

ただ、CPU性能ももちろんですが、どちらかというとGPU（グラフィックボード）性能の方が重要だったりするので、グラフィックボードもしっかり整えましょう。CPUとのボトルネックを生み出さないためにぜひ利用していただきたいのがBableTechが提供している「ボトルネックチェッカー」ですね。

【2023年最新】CPUとGPUのボトルネックチェッカー【相性計測】

さて話は戻りますが、具体的にゲーム系のプログラマーにおすすめなCPUですと、IntelでいうCore i7以上は欲しいところです。（最新の物でもです）

ゲーム系プログラミングに最適なCPUとは

• Intel Core i7、AMD Ryzen 7、Apple M2 Pro以上の処理装置
• グラボはNvidia RTX 4060以上欲しいところ

上のような感じですね。Apple M2 Proについては最新のMacBook ProやMac Studioなどで利用可能な処理装置です。通常のM2チップよりもCPU性能グラフィック性能共に高く、開発においても優れたパフォーマンスを発揮します。

Core i7についてですが、最新のCore i7 13700が特にコストパフォーマンスに優れていてお勧めです。

具体的なパソコンについてですが、以下のようなデスクトップパソコンがおすすめです。

上のようなデスクトップパソコンは市販で売っているようなパーツを組み合わせてくれていて、他のBTO系のデスクトップパソコンに比べて非常にコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。

3Dゲームなどを開発しようとしている方はこのパソコンにグラフィックボードを自分で取り付けたりしてさらに最強な環境を作っていきましょう！

以上、プログラマー兼自作パソコン系のブロガーが語るプログラミングに最適なCPUでした。