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【iPhone 13 Pro】iPhone 12 Proを持ってる私が購入した理由【12万】

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日本時間の2021年9月17日、無事iPhone 13シリーズが発売されまして私も早速iPhone 13 Proを購入いたしました。といっても私はすでにiPhone 13 Proを持っています。そんな私がなぜあえてこのiPhone 13 Proを購入しようとしたのか? この記事ではiPhone 13 Proの特徴を踏まえつつ紹介していきたいと思います。

iPhone 12 Proを一年間使ってみた感想

私がiPhone 12 Proを購入したのは2020年のことです。以下の記事をご覧ください。

【7からの乗り換え】iPhone 12 Proを徹底レビュー!【正直に】

当時高校三年生だった私にとってはかなり大きな買い物となりましたが、あえてスタンダードモデルではなくProモデルを選びました。配色はグラファイトで、容量は128GBです。これは12万円程度の買い物となりました。購入してからようやく一年ほどたつわけですが、一年間使ってみてのレビューを軽くしていきます。

見た目

iPhone 12 Proの見た目(グラファイト/iPhone 7撮影)

こちらが見た目です。グラファイト(黒鉛)ということで全体的に暗い配色となっていますが、側面はメタリックな印象で、鏡のようになっています。私は黒が好きだったのでこの配色にしたのですが、少なくとも真っ黒という印象はありません。私が持っているiPhone 7(ブラック)の方が圧倒的に黒い感じがしますね。 iPhone 12 Proはどちらかというと灰色っぽい色ではあったのですが、一年間使ってて全然アリだなと思いました。真っ黒だと光を感じなくなってしまうので存在感が薄れてしまうことがあるのですが、iPhone 12 Proグラファイトの配色だと良い感じに存在感と高級感を出しつつ、暗めの落ち着いた配色が実現されています。

また、iPhone 11シリーズまでの丸みを帯びたデザインに比べて、この角ばっているデザインは(今のところ) 斬新な感じで特別感を感じるので気に入っています。 背面のすりガラスもなかなか良いですね~高級感があふれています。 そしてこのやたら目立っているレンズですが、個人的にはかなり好きです。

数年前までカメラレンズはあまり目立たないように配置されていたりしましたが、レンズの数が増えたところで開き直って完全に「デザイン」として目立たせたようです。この考えにはかなり賛成ですね。

ただ、レンズが出っ張っている分ケース無しで机等に置こうとしてしまうとレンズの部分が足になってしまう感じになるためケースは必須になってしまいます。まぁ頑丈なのでケース無しでも案外耐える(ってことに最近気が付きました)んですけどね。

まぁいろいろありますが、総合的に見て見た目に関してはほとんど不満はないです。

処理性能

iPhone 12 ProにはA14と呼ばれるApple独自のチップが採用されました。こちらは当時のスマートフォン向け処理装置としてはトップクラスの性能を誇っていて、もはや並みのパソコンよりも性能が高いのではないかというくらいに優秀です。 基本的にスマートフォンで行う処理はパソコンで行う処理よりも軽いため、もはやiPhone 12 Proで不満だと感じるような場面はありませんでした。 そりゃもちろん使っていたら少しくらい重たくなる場面はありますが、おそらくメインメモリの問題かと思います。処理装置は非常に優秀なのですが、メインメモリの容量がiPhoneはまだ少なかったりするので処理が詰まってしまいがちです。 そのため、メインメモリの量は、個人的に増やしてほしいかなと思いました。

ディスプレイ・音

ディスプレイに関しては一切文句ないです。しいて言えばかなり明るい昼間に外に出て操作するときに若干ディスプレイの明るさが足りないと感じることはありますが、もうしょうがないですね。でもそんな状況でも、私が過去に使っていてあらゆるスマートフォンよりは確実に見やすいので本当に明るいディスプレイだなと思います。

また、有機ELディスプレイが採用されていて本当にコントラストが優秀です。黒が黒っぽい、この一言に尽きますね。有機ELディスプレイでは黒を表現するときに発光しないようになっているので真の黒を表現できるんですよね。でも白を表現するときは有機材料がとても明るく光るため、白と黒の差、すなわちコントラスト比を高めることができます。これは使っててかなりわかります。 特に感じる場面が暗いところでスマートフォンを操作するときですね。昔の液晶ディスプレイが採用されているスマートフォンって暗いところで操作しても、ある程度黒色が灰色に見えたりしてなんか無駄にディスプレイが明るかったりするんですよね。 でもiPhone 12 Proのような有機ELディスプレイは必要最小限の発光を行うため周りが暗い中でも目に優しいです。

ディスプレイに関しては文句があるとしたら、せっかく処理性能が高いのになぜ高リフレッシュレート(60Hz以上)ディスプレイを採用しないのかといったところですかね。まぁこれに関してはiPhone 13 Proシリーズで改善されたので万々歳って感じですが…笑

音についてですが、スピーカーは本当に最高級だと思います。あの小さな本体からここまで広がりのあるステレオサウンドが再生できるのか、とかなり驚いた覚えがありますね。また、マイクについても本当に高音質だと思います。これ以上何も求めることはないって感じです。

カメラ

やっぱりカメラがあんなに目立っているだけあってカメラ性能は非常に高いと思います。静止画も非常にきれいですが、衝撃的だったのがポートレートモードのきれいさ、それから動画のきれいさですね。4K@60FPSで撮影したときの動画の高品質さにはびっくりしました。もはやスマートフォンの域を超えていて本格的なビデオカメラといってもいいのではないかと思ってすらいますね。

本当に写真を撮るのが楽しくて、どんどん思い出の写真がアルバムに追加されていきましたね。ただここまでカメラにこだわっていてもまだいくつか課題が残るものです。 私的には、望遠レンズが2倍というのが何とも物足りませんでした。2倍の光学ズームはありがたいですが、どうせ望遠レンズなら3倍以上ほしいかなといった感じでした。画素数も12MPとまぁそこそこあるので、1倍レンズで1~3倍くらいまでならデジタルズームでうまくやっていけるかなと思います。 あと、望遠レンズについて、2倍で12MPで撮影できるのはありがたいのですが、やっぱりメインレンズ(1倍)の方がきれいなんですよね。 だからもはや1倍レンズで2倍のデジタルズームを利用する方がきれいに撮れるなんてこともあり得たりするのです。 そのため、正直2倍レンズの必要性をあまり感じることができませんでした。

あとは、超広角レンズについてですが、非常に視野角が広くて便利ではあったのですが、ちょっとだけひがみがひどいのと、周縁部にむけてどうしてもノイズが大きくなってしまっている印象です。さすがに倍率が0.5倍ということで仕方のないことなのかもしれませんが、もう少しきれいだったらうれしかったですね。

ただ、超広角レンズで写真を撮るときに周縁部が歪むことで、より迫力を増すことができるという利点もありました笑

バッテリー・充電

バッテリーについては相変わらず最近のAndroidスマートフォンに比べて少ないようですが、使ってみるとまぁ意外に不足感は感じません。ただ、ゲームなどの重い負荷のかかることをしたらすぐに減ってしまう印象ではありますね。私の使い方ではフル充電すればだいたい一日中もつのですが、足りない人はモバイルバッテリーで対応すれば良いだけかと思います。 充電についても特に不満はありません。一部のAndroidスマートフォンではさらに速い充電をサポートしていたりしますが、さすがにそこまで速い充電性能は要らないかなと思っています。なんか発熱がすごそうですしね…

耐久性

耐久性に関しては本当にすごいと思います。私はすぐにスマートフォンを落としてしまうのですが、依然持っていたAndroidスマートフォンとは違って落としても画面に傷が入ることがないんですよね。もちろん場合によってはかけてしまったりするかもしれませんが、普通に手の高さくらいからアスファルトの地面に落としても無傷だったりします。これに関しては本当に感動ですね。 購入してからしばらくクリアケースを使っていたのですが、最近になってついにケースを外して裸で使うことを決意しました。 iPhone 12 Proは角ばっているので結構不安でしたが、思ったより頑丈で今のところ全く傷がついていない状況です。素晴らしい耐久性ですね。 また、よくお風呂に持って行ってずぶぬれになって帰ってくることがありますが、音が多少変になることはあるものの、濡れているときも全然使うことができます。さすがiPhoneといった感じです。

価格

だいたい12万円くらいで購入しましたが、もちろんスマートフォンとしては高価です。どこをとっても高性能といった感じですが、さすがに1年間使っただけではまだこの12万円が回収されたとは感じてないですね。 このまま3年間くらい使えば正直12万円分の価値を得ることができる感じがします。そして3年間使った後でもメルカリなどの市場で割と高く売れたりするので、iPhone 12 Proが高すぎるかと言われたら使い方次第で逆に安くなるんじゃないかとすら答えることができるかもしれませんね。

iPhone 13 Proの進化ポイント

私の持っているiPhone 12 Proの一年間レビューをかるくしたところで続いて、新しく登場したiPhone 13 Proではどのような点で進化しているのか、あるいは変化しているのかについてピックアップしていきます。

ここでは箇条書きで紹介したいと思います。

デザインの変化

まず最初にデザインの変化について紹介していきます。

デザインの比較

上に、私が昨年に購入したiPhone 12 Pro(グラファイト)と、今回購入したiPhone 13 Pro(ゴールド)を並べてみました。どちらもProモデルですが、デザインについて大きく変化があります。

まず最初に一番。カメラ部分ですが、もともと目立っていたこの3つ目がさらに大きくなり、さらに目立つようになりました。台座自体が大きくなり、台座の一辺の長さが本体の幅の半分の長さを超えました。これはスマートフォン界の中でもかなり大きい方ですね。 人によってはカメラが大きいのは気になるかもしれませんが、開き直って3つのカメラを一つのファッションとして取り入れている感じがして個人的にかなり好きです。 このいかつい感じがたまらないですね。

また、二番にも注目してください。こちらはiPhone Xシリーズから存在するノッチですが、内カメラ、顔認証センサ、そしてスピーカーなどが設置してあります。こちらのノッチが今回縮小しました。横幅が小さくなり、スピーカーは上のフレームの方に移動しました。この調子でいつかこのノッチ自体なくなったら良いですね。 また、他にも割と細かい部分でデザインが変更されていたりします。 電源ボタンと音量ボタンの位置が下の方に移動しました。

iPhone 13 Pro用のケースをiPhone 12 Proにつけてみた

iPhone 13 Proが発売される前にケースを購入したわけですが、これでiPhone 13 Proのサイズ感がわかるという裏技があります。ミュートスイッチ、音量ボタン、電源ボタンが少し下にずれていて、片手で操作していてもすぐに押せるようになっています。 そしてカメラ台座がいかに大きくなったかがわかりますね。

それ以外の基本的な本体サイズに関してはiPhone 12 Proと同じです。

 

処理装置の進化

続いて処理装置ですが、無事アップデートされてA14チップからA15チップになりました。性能が向上しています。A14チップでも性能不足感を感じることはまずないですが、A15チップになってさらに余裕ができましたね。私には要らないくらいの高性能さです。

ただ、A15チップになったからといって消費電力が増えてバッテリー持続時間が短くなったわけでもないのでまぁA15チップになったに越したことはないといった感じです。

 

ディスプレイの進化

特に発表されていなかったので音については特に進化していない、というかもうこれ以上進化できそうにもないですが、ディスプレイについてはかなり進化しました。標準モードでの輝度が高くなったというのもありますが、最大で120Hzがサポートされるようになったことが一番大きいです。

これはPro Motionと呼ばれる技術で、すでにiPad Proに採用されています。従来ディスプレイのリフレッシュレート(1秒間あたりに切り替わるコマの数) は60Hzに設定されていましたが、動きが激しい場面では60Hzだと少し動きが粗くなっているように見えてしまいます。そこでそういった場面で自動的に最大120Hz(2倍)までレートをあげることでより滑らかに動いているように見させることができます。

逆に、動きが激しくない場面では最低で10Hzまで落とすことで電力消費の削減を図ります。

iPad Proは液晶ディスプレイですが、iPhoneは有機ELディスプレイで、しかも輝度が桁違いに高いです。 こんなiPhoneにこのPro Motionテクノロジーを採用できたのは本当にすごいと思いますし、絶対にその恩恵を受けることになると思います。本当に願っていた機能です。

なお、このテクノロジーが導入されたのはProモデルのみです。

 

カメラの進化

iPhoneは毎年のようにカメラが進化していますが、今回のiPhone 13シリーズについてもカメラ性能が向上しました。まずは超広角レンズのレンズ枚数ですね。こちらが5枚から6枚に変わりました。これで歪みが改善されたりノイズが削減されることが期待されます。 また、望遠レンズが2倍から3倍に変わりました。これは本当に良いと思います。正直先ほども説明した通りiPhone 12 Proの2倍レンズってそこまで必要がなく、2倍ズームくらいであれば十分にメインレンズの方で対応することができるんですよね。 しかも高倍率で撮りたいときに2倍レンズだと心もとないことが多々あります。ただでさえ同価格帯のAndroidスマートフォンに比べてカメラの画素数が少なかったりするので、レンズ倍率は高めていきたい、そういったところで今回のiPhone 13 Proの望遠レンズの倍率が3倍になったのは非常に素晴らしいかと思います。 また、スタンダードモデルとの差別化を図ることもできたでしょう。

さらに、望遠レンズでもナイトモードが使えるようになったとのことです。これですべてのレンズにおいてナイトモードを使うことができるようになりました。

 

また、マクロ撮影といって細かいものを接写して撮ることができるようにもなりました。いってしまえば顕微鏡のようなものです。望遠レンズが進化して双眼鏡的な側面を手に入れたのと同時に、マクロ撮影によって顕微鏡的な側面を手に入れることができました。 もはやスマートフォンのカメラではありませんね。

動画についても、マクロ機能を使うことができます。また、動画については「シネマティックモード」というものも追加されました。こちらでは従来のポートレートモードのような機能を動画撮影に使うことができる機能で、まるで本物の映画かのような作品を撮影することだってできます。

やはりiPhoneは本当にカメラに力をいれているようです。正直写真等をあまり撮らない人にとっては必要のない進化なのかもしれませんが、Instagramなどによく写真をあげる人にとっては、日常が楽しくなる理想のスマートフォンであるといえるでしょう。

 

バッテリー・充電

充電については進化していないようですが、バッテリーについては進化したようで、容量が大きくなりました。ビデオ再生時間が17時間から22時間になり、おおよそ30%程度バッテリーが大きくなっています。本体サイズが変わらない(重量は重くなっているが)上に高リフレッシュレートディスプレイを実現していても尚、持続時間が長くなるというのは非常に素晴らしいことですね。 多分今後これ以上バッテリー容量は大きくしなくても良い気がします。

 

価格

価格については、iPhone 12 Proが106,800円で購入したのにも関わらず、iPhone 13 Proは122,800円となりました。2万円近く高くなっているということですね。ストレージは一応128GBと同じなので、純粋に価格が高くなっただけになります。 確かに進化要素はたくさんありますが、iPhone 12 Proの発売から1年も経過しているので、この価格の差を埋められるように、なんとかしてほしかったところはありますね。さすがに今後これ以上iPhone Proシリーズの最低価格が高くなっていくなら購入を渋りますかね。

 

 

まとめ

以上、iPhone 13 Proの進化ポイントについてまとめましたが、ポイントとなっているのは進化ポイントが多かったということですね。価格は高くなっていますが、わざわざiPhone 12 Proから乗り換えようとした大きな理由は、単純に「変わっているから」です。 また、デザインが好きだったのと、高リフレッシュレートディスプレイというのに非常に興味がありまして、購入することを決定いたしました。

というか、この記事をゆっくり作りすぎてて作っている間にすでにiPhone 13 Proが届いていましたので、次の記事ではiPhone 13 Proのレビューを行っていきたいと思います。

 

 


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