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【どっちが買い?】Surface Laptop 4の13.5と15を徹底比較!

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当サイト管理人もついに大学に入学しましたが、それと同時に周りの友達がみんな新しいノートパソコンを持ち始めている印象です。大学用のノートパソコンといえばAppleのMacBookなんかが人気だったりしますが、Windows部門ではやはりMicrosoftのSurfaceノートパソコンが人気な模様です。 実際に私の大学の友達もSurface Laptopを早速買ってもらっていました。うらやましいですね。

さてそんなSurface Laptopですが、この度Microsoftから新たに「Surface Laptop 4」が発表されました。今回も13.5インチモデルと15インチモデルが存在するわけですが、この記事では両者の違いについてみていくとともに、どちらが「買い」なのか徹底的に解説していきます。

Surface Laptop 4の仕様をおさらい

当サイトだったらまず最初にデザインを振り返るのがルーティンですが、今回デザインについてはあまり変化がないようですので、さっそく技術仕様表のほうを確認していきましょう。

 

[spec product=”Microsoft_Surface_Laptop_4_13_5インチ@@pc__AND__Microsoft_Surface_Laptop_4_15インチ@@pc__AND__Microsoft_Surface_Laptop_3_13_5インチ@@pc__AND__Microsoft_Surface_Laptop_3_15インチ@@pc”]

 

この技術仕様比較表を用いるのもなかなか久しぶりな感じがしますね。左側二つが今回登場した4世代のもので、右側二つが3世代のものとなっています。それではそれぞれの仕様を振り返ってみましょう。

 

カラー

カラーについては4世代目にてマットブラックおよびアイスブルーが追加されたようで、全体的に暗めになっている印象です。そして15インチモデルではカラバリが少なくなっていて、どうやらメタル版しかないようですね。もしかするとそのうちほかの配色のものも発売されるのかもしれません。 そして、いつも通りAlcantaraモデルが存在します。

 

[dic term=”Alcantara”]

 

ディスプレイ

ディスプレイは変わらず3:2のもので、IPS液晶でその密度は201 ppiで統一されています。一般的に200 ppiを超えると「Retina Display」などと呼ばれ(Apple製品の例)、それ以上細かくても人の目では通常判別できないくらいの密度を保有しているといえます。そのため、ディスプレイの解像度については文句なしでしょう。おそらくこれからも変わらなさそうです。

また、従来通りペンとタッチをサポートしています。

 

 

CPU

続いてパソコンの中でも大切な要素といえる「CPU」です。

  Microsoft Surface Laptop 4 13 5インチ Microsoft Surface Laptop 4 15インチ Microsoft Surface Laptop 3 13 5インチ Microsoft Surface Laptop 3 15インチ
CPU Intel Core i5-1135G7
Intel Core i7-1185G7
AMD Ryzen 5-4680U
Intel Core i7-1185G7
AMD Ryzen 7-4980U
Intel Core i5-1035G7
Intel Core i7-1065G7
AMD Ryzen 5-3580U
AMD Ryzen 7-3780U

 

以上のようになっていますが、ここに3世代との大きな違いが出ています。

3世代目では13.5インチモデルはIntelのものを、15インチモデルではAMDのものがそれぞれ採用された形となっていますが、今回はいずれのモデルでもいずれのメーカーのCPUを採用しています。つまり選択の幅が広がったということですね。3世代目で15インチモデルにAMD版のみが投入されることが分かった時、当サイトでは「このまま13.5インチモデルにもAMDが採用され、Intelのプロセッサは採用されなくなるかもしれない」みたいなことをつぶやきましたが、どうやらIntelとAMDそれぞれが良いところを持っていて、どっちかに偏るというようなことは起こらなかったようです。

新型Surface Laptop 3の仕様から想像できるIntelの暗い未来【深読み】

そして今回4世代で採用されたのはIntelについては第11世代「Tiger Lake」プロセッサーで、AMDについては「Ryzen-4000 モバイルエディション」となっています。

【ついに登場】Intel第11世代「Tiger Lake」CPUをモデル別に紹介

Ryzen 4000シリーズについては、デスクトップ向けRyzen 3000シリーズプロセッサと同じアーキテクチャを採用しているので、7nm Zen2アーキテクチャとなります。

第三世代モバイル向けRyzen CPU情報【Ryzen9-4900H等】

現在すでにRyzen 5000シリーズモバイル(Zen3)が登場しているので、一応型落ちのものといえるかもしれません。ですがZen2アーキテクチャでは7nmプロセスが採用されていてRyzenの中でもかなり優秀なアーキテクチャとなっているうえに、Surface EditionとなっているのでよりSurface Laptopのことを考えられて設計されたものです。そのため非常に優秀でしょう。

実はSurface Laptop 3が登場した時点でRyzenプロセッサが導入されていて、その時すでにSurface Laptop 4ではZen2アーキテクチャ(非常に優秀)が導入されるだろうとうわさされていたため、Laptop 4ではIntelの立場が失われてしまうかもしれないというような懸念が示されていました。 ですがIntelはIntelで第11世代プロセッサで内臓グラフィックス性能が格段に上昇するなどして真新しいアーキテクチャを導入することができたので、お互いに良いところがありそうですね。

 

性能比較についてはまだ難しいところがありますが、以下の値を参考にしてください。

 

[visualizer id=”12144″ lazy=”no” class=””]

引用:Passmark(一部改変)

 

IntelとAMDそれぞれから3つずつ厳選して比較しています。3つのうち一番上は3世代の標準モデルのCPUです。いずれのメーカーでも下二つが優秀となっているため、とりあえず3世代よりも4世代のほうがCPU性能が高いのがわかります。 しかし注目したいのはIntel vs AMDです。

3世代目ではIntelプロセッサの方が優秀であったのにも関わらず、4世代目ではAMDの方がIntelよりもかなり優秀になっているのがわかります。なお、あくまでもPassmarkというベンチマークツールでの比較になりますので、行う処理などによって結果が左右されることに注意してください。

やはりAMD CPUに7nmプロセスの「Zen2」アーキテクチャが導入されたことが大きく影響したのでしょう。

 

 

グラフィックス

グラフィックスについては、Intel CPU搭載モデルでは「Intel Iris Xe Graphics」となっていて、AMD CPU搭載モデルでは「AMD Radeon Graphics」となっています。 こちらには具体的な型番がないのでややこしいですが、Iris Xeというのは最近のIntelのプロセッサに導入された「第12世代グラフィックス」のことになります。Intelがこれまでで最も力を入れたグラフィックアーキテクチャだと考えられ、かつてモバイル向けCPUの内臓グラフィックスはAMDの方が優秀だったのにも関わらず今回でおそらくIntelの内臓グラフィックスの方が優秀になりました

そのためいわゆる「ゲーム性能」はIntel版の方が優秀だという認識でよいでしょう。ですがSurface Laptopは解像度が非常に高いこともあって、そもそも内臓グラフィックスでのゲーム処理はなかなか厳しいものがあります。そのため、最新の重たいゲームをプレイしたいのならやはりゲーミングノートPCがおすすめです。

 

記憶装置

メインメモリについては32GBオプションが増えました。正直個人的には32GBも必要ないと思いますが、32GBのメインメモリが要求されるようになるくらい、それだけCPU性能などが底上げされたということでしょう。

ストレージについては変わらず、最大で1 TB SSDとなっています。

 

端子・無線通信

本体の端子は変わりません。相変わらずSurface Connectがついています。このポートをフル活用すれば結構便利になるようなので、外部取付ドッキングステーションなどもあわせて購入したいところです。

無線通信については、AMDのプロセッサーでもWi-Fi 6がサポートされたということで、すべてのモデルでWi-Fi 6およびBluetooth 5.0通信ができるようになりました。

 

サイズ・重量

特に変わらないようです。

 

 

どっちが買い?

それぞれの構成の価格をあげたらきりがないので一部の構成を紹介します。

 

  Intel AMD
13.5インチモデル Core i5,8GB,512GB Ryzen5,16GB,256GB
価格 161,480円 150,480円
     
15インチモデル Core i7,16GB,512GB Ryzen7,8GB,512GB
価格 231,880円 172,480円

 

なんだかわざと比較しにくくしているのではないかというくらい同じようなオプションでIntel vs AMDができませんが、以上を参考にしてください。 全体的にIntel CPUモデルの方が価格設定が高くなっています。また、最高オプション時はいずれのモデルもIntel CPUとなります。

CPU性能自体は全体的にAMDの方が良いという結果が出ているので、当サイトがおすすめしたいのは「13.5インチモデル・Ryzen 5・16GB・256GB」モデルです。内臓ストレージが256GBでは少し少ないのではないかとも懸念されますが、どうしても512GBの内臓ストレージを手に入れたいなら「15インチモデル・Ryzen 7・8GB・512GB」というモデルもおすすめです。 正直Intelモデルはあまり選びたくないところです。

また、ノートパソコンということで、内臓ストレージに莫大なデータを保存することはせず、写真や動画などは外付けハードディスクなどに保存することをお勧めします

 

購入はこちらから

 

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