みなさんこんにちは、今回で第5回目となったこのシリーズ。前回は「予算を決めよう」ということで、予算別のおおよその性能目安についても紹介してきました。今回は、予算別のおすすめCPUを紹介していきたいと思います。
予算別性能のおさらい
まずは前回の振り返りもかねて、ざっくり「予算別、性能のおさらい」を紹介していきます。前回のパーツをまだご覧になってない方はこちらからどうぞ
https://web.archive.org/web/20230207011239if_/https://bablishe.com/hardware/selfmadepc/manual/manual3/embed/#?secret=kiIg4ReEbD
5万円程度
まずは5万円程度ですが、こちらはローエンドです。見た目についても、そこまでこだわれない予算です。
8万円程度
続いて8万円程度ですが、こちらはギリギリミドルレンジパソコンを組むことができます。また、いろんなパーツにこだわると、ローエンドでもこの価格帯にのってくることもあります。
15万円程度
続いては15万円程度です。15万円だせば、そこそこのハイエンドパソコンを作ることができます。おそらく、5年たっても色あせないくらいの性能のパソコンなら作れます。
30万円程度
いよいよ本格的なハイエンドパソコンを組むことができます。ただし、最高性能まではいかないです。最高性能を求めてしまったら、100万円は超えてしまうでしょう。 さて、続いてはCPUの紹介です。
予算別おすすめのCPU
続いては各予算に応じたおすすめのCPUを紹介します。ここで紹介しているCPUはあくまで目安ですのでご注意ください。Passmark帯は、おおよその性能を示唆します。また、2019年7月時点でのおすすめであるため、1年後くらいにはさらに良いCPUが出ていることと思います。最新CPUの紹介は随時行っていく予定ですので、最新版を投稿しましたら、この記事にリンクを張り付ける予定です。
予算 | 5万円(ローエンド) | 8万円(ミドルレンジ) | 15万円(ハイエンド) | 30万円(ウルトラ) |
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おすすめCPU | Corei3 9100F,Ryzen3 3200G | Corei5 9400F,Ryzen5 2600 | Corei7 9700F,Ryzen7 3700X | Corei9 9900K,Ryzen9 3900X |
Passmark帯 | 8000 | 12000 | 20000 | 25000~ |
価格帯 | 1万円 | 2万円 | 4万円 | 6万円~ |
ローエンド
それでは一つずつ説明していきます。まずはローエンドです。
一応Intel,AMDのCPUをそれぞれあげましたが、自分のおすすめとしては、Corei3 9100Fです。注意点としては、「F」付きモデルなので「内臓グラフィックス」を搭載していないところです。ですが、ゲーミングパソコンを作るのであれば後にグラフィックボードを取り付けることになるため、内臓グラフィックスは必要ありません。そのため、CPU選びにおいてはむしろ、内臓グラフィック日搭載モデルの方がコスパ良かったりします。
ローエンドと記述しつつも、Passmark帯は8000ほどなので、最新のゲームでも普通にプレイすることができます(グラフィックボードによるが)
Ryzen3 3200Gはここ最近登場したCPUです。「G」がついているため内臓グラフィック搭載モデルとなります。
基本的には、Ryzenの「G付きモデル」を購入したら、グラフィックボードを取り付けることはありません。グラフィックボードを取り付けるくらいなら、G付きモデルはやめた方がいいです。
Corei3 9100F→https://amazon.jp/dp/B07R7Q3JZH
Ryzen3 3200G→https://amazon.jp/dp/B07STGHZK8
ミドルレンジ
続いてミドルレンジです。こちらでは、Corei5 9400Fがおすすめとなっています。Passmark帯としては12000ほどいっているため、グラフィックボードの足を引っ張ることはほとんどなさそうです。ちなみにこちらも内臓グラフィック非搭載モデルとなります。
Ryzen5 2600は一つ前の世代のRyzenシリーズになります。一時期はCPUにおけるシェア率がトップになったこともあり、型落ち品となってしまった今でも多くの人から支持を得ています。こちらも内臓グラフィック非搭載モデルとなります。
Corei5 9400F→https://amazon.jp/dp/B07MRCGQQ4
Ryzen5 2600→https://amazon.jp/dp/B07B41WS48
ハイエンド
続いてはハイエンドです。ハイエンドからAMDのCPUの方がおすすめとなってきます。Ryzen7 3700Xは最近発売されたCPUにもかかわらず最高のコスパとなっています。同じ「ハイエンド」としてCorei7 9700Fと並ばせていますが、性能としてはRyzen7の方がリードしています。
AMDのCPUとかよくわからない… という人でも、ここまでコスパが良ければ初めて見たくなりますよね。AMDとかIntelとかよくわからない… という人であれば、一旦AMDから初めて見るのもアリです。
IntelからはCorei7 9700Fです。Corei7シリーズということで、位置づけとしてはハイエンドとなっていますが、Corei9の登場で、少しランクが下がってきています。こちらもF付きなので、内臓グラフィック非搭載モデルとなります。
Corei7 9700F→https://amazon.jp/dp/B07S8DWXT3
Ryzen7 3700X→https://amazon.jp/dp/B07SXMZLPK
ウルトラハイエンド
続いては、ウルトラハイエンド部門です。グラフィックボードにこだわらなければ、もっとランクの高いCPUを選ぶこともできますが、コスパ等考えますと、この二つのCPUがあがってきます。特におすすめなのはRyzen9 3900X。最近出た第三世代RyzenシリーズのハイエンドCPUです。間違えない性能を保有し、同世代IntelCPUを圧倒します。 とにかくコスパも最強です。
一方Intelの方では、Corei9 9900Kです。初めてのK付きモデルですが、こちらはオーバークロックをすることができます。それに、内臓グラフィックチップも搭載しています。ただ、そのグラフィックチップではまともにゲームができませんのでご注意ください。また、オーバークロックに関しては、初心者では少し危ない部分もあるため、おすすめできないです。
Corei9 9900K→https://amazon.jp/dp/B005404P9I
Ryzen9 3900X→https://amazon.jp/dp/B07SXMZLP9
以上で紹介は終わりとなります。この記事ではあくまでおすすめのCPUを紹介しているだけなので、まだ購入の方はしない方が良いです。購入については、一通りパーツを決めてからをおすすめします。
また、パーツの選びようでは予算を超えることもありますのでご注意ください。
次回はマザーボードについて触れていきます。