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自作パソコン完全マニュアル#2 〜どのようなパーツを組み合わせるのか〜

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みなさんこんにちは、今回は自作パソコン完全マニュアルシリーズの第3回目となります。#2なのに第三回というのがややこしいポイントですね笑

前回は「自作パソコンの目的」について説明しました。自作パソコンを作ってなにがしたいか、どんな性能のパソコンを作りたいかについてでしたね。

今回は、実際に自作パソコンとなるとどのようなパソコンパーツを組み合わせていくのかについて紹介したいと思います。

とりあえず一通りのパーツを紹介

  • 1.マザーボード
  • 2.CPU
  • 3.CPUクーラー
  • 4.メインメモリ
  • 5.グラフィックボード
  • 6.ストレージ
  • 7.電源
  • 8.ケース

1.マザーボード

まず一番最初にマザーボードです。もしかしたら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。マザーボード(Motherboard)とは、その名の通り「お母さんのような存在」の板です。こういう説明をすると逆にややこしくなってしまうので簡易的に説明しますが、

この後紹介する「CPU」「メモリ」「グラフィックボード」「ストレージ」などの各パーツは全てこの「マザーボード」に接続します。

つまりはこの後紹介するパーツをコントロールする場所ということになります。

今はまだわからなくても後にわかっていくと思うのにゃ

2.CPU

CPUなら一度は聞いたことがあると思います。簡単にいうと、パソコンの「頭脳」となる部分です。基本的に全ての命令をCPUが行います。すべての命令を行うということでとても大きいパーツを想像してしまいますが、実際はとても小さい板です。サイズ感としては、消しゴムくらいでしょうか。

(CPUのサイズ感)

こちらのパーツは先程紹介した「マザーボード」という板に直接取り付けます。いろんなパーツがマザーボードにつながっていますが、実際に各パーツに命令しているのはマザーボードではなく、「CPU」です。つまり、マザーボードは各パーツを繋ぐ通路に過ぎず、本質的に命令を行っているのはこの「CPU」というパーツであります。

この「CPU」がなかったらパソコンを動かすことができないのにゃ

3.CPUクーラー

(CPUクーラーのイメージ)

続いて、「CPUクーラー」と呼ばれるパーツです。こちらは名の通り、先程紹介した「CPU」をクーリング(冷やす)装置です。いわば、CPU用の冷却装置ですね。マザーボードはただのパーツを繋ぐ通路なのでそこまで熱が発生しませんが、CPUはパソコンの「頭脳」なので、いろんな命令をしているとどんどん熱くなっていきます。 自然冷却だけではすごい温度(100度は普通に超える)になってしまうため、冷却するためにあるのがこの「CPUクーラー」です。

上の写真のCPUクーラーには「ファン」と呼ばれる回転する部分がついていて、風を送り込んでCPUを冷やす仕組みになっています。詳しいことは今後説明していきます。

4.メインメモリ

(メインメモリのイメージ)

続いて、「メインメモリ」と呼ばれるパーツです。RAMとも呼ばれます

メモリー(Memory)とは、日本語では「記憶装置」という意味で、よくUSBメモリーとか言ったりしますよね? この「メインメモリ」も記憶装置のひとつです。

ですが、思い出の写真とか動画、会議の大事な資料や議事録を保存する、あの「記憶装置」とは少し違います。

この記憶装置は、先程紹介したパソコンの頭脳こと「CPU」が、計算などの作業をするために使っている記憶装置です。みなさんは数学の問題を解くときに頭の中で暗算したりしますよね? でも大切な思い出とかとは違って、そういった暗算とかの記憶ってすぐに消えてしまいますよね。それは、そのときに答えを出すためだけに一時的に頭に保持した記憶だからです。

パソコンでも、一時的に保持する記憶が必要となってきます。難しいですね… 詳しいことはこれから紹介していきます。

CPU君も暗算するために一時的に頭に数字を思い浮かべるのにゃ

5.グラフィックボード

(グラフィックボードのイメージ)

続いては「グラフィックボード」と呼ばれるパーツです。ゲーミングパソコン作りたいなぁと思ったことがある人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? このグラフィックボードというパーツは、グラフィック(Graphics)を司る板であって、「映像出力」を担います。

このパーツもマザーボードに取り付けるのですが、CPUから送られてきた映像の情報を、モニターに映し出すための信号に変換する役割となっています。

ゲーミングパソコンを作ろうと思っている人にとっては必須なアイテムですが、特にゲームをする予定がない人にとっては全く必要ありません。

これについても今後詳しく説明していきます。

6.ストレージ

続いては、ストレージと呼ばれるパーツです。日本語では「記憶装置」という意味があります。先程も「メインメモリ」という形で記憶装置は登場しましたが、この「ストレージ」は「メインメモリ」とは違った記憶装置になります。

こちらは、思い出の写真や動画を保存する記憶装置です。このパーツもCPUによって動かされるため、マザーボードに直接取り付けることになります。

実は、このストレージには「思い出の写真等」だけでなく「OS」と呼ばれるシステムも入れます。Windowsとかのことですね。

僕の大切な思い出の写真を保存してくれる装置にゃのだ

7.電源

続いては「電源」という装置です。今まで紹介した各パーツを動かすためには、「電気」が必要です。そのために、コンセントから得た電気を各パーツに供給するのがこの「電源」というパーツです。コンセントに直接つながっているパーツは電源、と覚えれば大丈夫そうです。

8.ケース

(パソコンケースのイメージ)

続いては、「ケース」というパーツです。ケースに関しては本当に文字通りで、これまでに紹介した各パーツを収める場所となっています。ケース選びで主な「見た目の違い」が発生してきます。ケース選びってかなり重要なんですよ〜

ちなみに最近は、中のパーツが透けて見えるケースも流行ってるのにゃ

いかがでしたでしょうか。この記事はここまでとなります。今回紹介したパーツの他にも、細かいパーツはたくさんありますが、おおまかに、今回紹介したパーツがあれば普通に使えるパソコンを作ることができます。問題となってくるのは、それぞれのパーツにおいて、「どこの会社の何の製品」を購入すればいいのか、ということですね。

もちろん、これらについては今後紹介していきます

次回の記事


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