自作パソコンを作る上で重要な「目的」
みなさんこんにちは、自作パソコン完全マニュアル第2回目でございます。
前回は「そもそも自作パソコンとはなにか」についてお話ししていきました。今回は一体どういった目的で自作パソコンを作るのか、どんな自作パソコンにしたいのかについて、みなさんに考えてもらいたいと思います。
自作パソコンの目的を考える
前回までに伝授したのは、ずばり「自作パソコンとはなにか」についてと、「自作パソコンであるメリット、デメリット」についてです。
前回のパートをご覧いただければ自作パソコンの何が良いのか、がざっくりとわかるとは思いますが、今回は、「どうして自作パソコンを作るのか」についてです。
つまりは言い換えると、自作パソコンを作ってどうしたいのか、です。
僕はパソコンでゲームプレイしたいにゃ
「目的」はいろいろあると思います。ビジネスに役立てたり、ただただゲームがしたかったり、自作パソコンをしてみたいだけだったり…
この場でもいくつかあがりますが、この「目的」によって作るパソコンはだいぶ変わってきます。
わかりやすいところからいうと、最新の重いゲームをプレイしたいならばそれなりの性能がいります。つまりは、これから選んでいくパソコンパーツにも大きな違いが出るということです。
前回紹介したように、基本的に自作パソコンの最大のメリットとしては、「高性能なパソコンが自分の思うように、安く作ることができる」ということであって、実際に、多くの人が高性能なパソコンを自作しています。
ここでいう「高性能」とは、処理能力が高いことであって、すなわち最新の重いゲームもサクサクプレイできてしまうほどの高い性能があるということです。
先程言ったように、様々な目的があって、それぞれの目的で使うべきパソコンパーツというのは変わってくるのですが、この「自作パソコン完全マニュアル」シリーズでは主に「パソコンゲーム」に特化した自作パソコン作りについて解説していく予定です。
もちろん、「ただ単に自作パソコンがしてみたいだけ」という方や、「もっと低性能なパソコンを安く作りたい」という方に向けても解説していく予定ですので、どうぞご覧ください。
ちなみにさっき僕はゲームしたいって言ったけど実はほとんどパソコンゲームとかしてないのにゃ笑
どういった自作パソコンを作りたいのか考える
今回は「考える」というのがとても多いですね。
そうなんです。自作パソコンではしっかりと計画性をもってないと場合によっては大きな損をしてしまう可能性があるのです。
具体的に話すと、高いパソコンパーツを購入したのに、そのパーツが「ゲームに特化していなかった」という理由で、ゲームをサクサク動かせないことだってあります。この例えは実際にありますが、今後解説していく予定です。
さて、どういった自作パソコンを作りたいのかということですが、
たとえば「ハイエンド」「ミドルレンジ」「ローエンド」という三つの分け方があります。これは基本的には性能の高さを表す言葉で、ハイエンドは最高性能であることを表します。
もちろん、「最高性能」であればどんなゲームだって動かせますし、自分のやりたいことがなんでもできると思います。しかし、必要以上に性能が高い物を作ってしまうと、正直「お金の無駄」です。
もちろん、作るのが目的、という人にとってはそれは全く無駄にならないのですが、ただ単に「〜のゲームがプレイしたいから」と思って作ったパソコンが無駄な性能だったらそれはお金の無駄といえますよね。
ここで考えないといけないのは、お金と性能のバランスです。
自作パソコンでは単純に、お金をかければかけるほど高性能なパソコンを作ることができます。
必要以上にお金をかけないためにも、自分がやろうとしていることに、どれくらいの性能がいるのかは把握しておくべきです。
それがわからないから僕はこのブログを見にきてるのにゃ
ということで、これからこのシリーズであなたに最適な性能のパソコンを見極めていってください。
ただし、例えばゲームでしたら、そのゲームがどれくらい「重い」ゲームなのかについて、インターネットで検索して調べておくべきです。
それでは次回もお楽しみにー