そもそも自作パソコンとは
みなさんこんにちは。このブログでは「自作パソコン」についても力を入れてきます。
そこで、自作パソコンについて全くわからない人でも1からはじめられるような「自作パソコンマニュアル」というものを今回から作成していきます。
更新頻度の目安は週一回ほどです。
今回は、「そもそも自作パソコンとはなにか」について説明していきます。
自作パソコンと、メーカー製パソコンの違い
さて、まず最初に自作パソコンとは何かについてお話しします。
この記事を呼んでくださるということは、ある程度自作パソコンに興味があって、「自作パソコンとはなんぞや」といった部分については理解されているのかと思いますが、念のため、触れておきます。
そもそもメーカー製パソコンとの違い
自作パソコンの反対は「メーカー製パソコン」です。
つまり、「自分で作るか」「作ってもらうか」の違いです。厳密には反対とは言えないかもしれませんが、ここで重要なのは誰が作るかです。
自作パソコンというのは、自分でパソコンを作るということであり、簡単に言うと店頭に並んでいるような、あのパソコンを自分で作っちゃうということです。
しかしパソコンを作ると聞くとどうしても、「パーツから作るのか」とか、「ハンダ付とかできない」とかそういうことを想像されてしまうかもしれません。
ですが、そもそも自作パソコンとは数多くあるパソコンパーツから自分で好きなパーツを選び、それらを組み合わせてひとつのパソコンを組み立てるということであり、パーツ自体を作るということではありません。
言い換えると、レゴブロックのようなイメージだと思います。
しかし、レゴブロックとは違って、ハマればなんでも使えると言うわけではない点について、自作パソコンは注意が必要になってきます。
自作パソコンのメリットとデメリット
続いて、自作パソコンのメリットとデメリットについて表を使って紹介します。
項目 | 自作パソコン | メーカー製パソコン |
価格 | ○ | △ |
かかる時間 | △ | ○ |
安全さ | △ | ○ |
カスタマイズ性 | ○ | △ |
見た目 | ○ | × |
少しみにくいですが、これから勉強して改善していこうと思います…笑
さて、一番上の項目から比較していきましょう。まずは、価格についてです。
価格については自作パソコンが「○」となっています。基本的には、同じ性能のパソコンを考えると自作パソコンの方が安くすみます。高性能なパソコンであればあるほど、自作パソコンの方がお得になってきます。
なぜ自作パソコンの方が安くなるのかといいますと、メーカー製パソコンでは「利益」を得ようとしているからです。パーツから購入する「自作パソコン」では、利益が考えられているのはパーツの分だけです。また、メーカー製パソコンでは、サポートなどのアフターサービスが充実しています。
なので当然、自作パソコンより高く値がついてしまうのです。
次に、かかる時間についてですが、こちらは自作パソコンの方が長いです。あらかじめ購入するパーツが決まっていて、家に届いてからすぐに組み立てるのであればあまり変わりませんが、既に組み立ててあるメーカー製パソコンとは訳が違います。それに、自作パソコンではトラブルが起こりがちです。トラブルが起きた時には解決に数日間、数週間必要な場合もありますので、時間には余裕が必要です。
次に安全さについてです。どのような観点から安全さを評価するのか曖昧なところではありますが、ここではわかりやすく、故障などのリスクについて考えます。自作パソコンでは、間違った手順で組み立ててしまうと、発火する恐れすらあります。もちろん正しい組み立て方をすればそんなことはまず起きないのですが、またしても、既に組み立ててあるメーカー製パソコンと比べると、安全さでは劣ることがわかります。
続いて、カスタマイズ性についてです。ここでいうカスタマイズとは、いかに自分の目的に沿った性能のパソコンを得れるかといった観点です。
この観点では圧倒的に自作パソコンの方が有利です。ただ、最近ではメーカー製パソコンでも細かく、自分でパーツを選べる物もあります。しかしこのサービスを利用するくらいなら、自作パソコンの方が圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。
最後に、見た目についてです。こちらについては明らかに自作パソコンの方が評価が高いです。メーカー製パソコンでは、ブランドごとにパソコンのデザインが決まっていたりして、自分の思うようには変えられません。
しかし、自作パソコンでは外側の「ケース」というパーツから自分で選ぶため、見た目を全て自分の好み通りにできます。
さて、今回の記事はここまでです。メリットデメリットをみてみると、結局、両者どちらが良いのかを決めるのは難しいところがありますが、それぞれに良いところがあるので、目的に応じた選び方をしてくださいね。
それでは第二回お楽しみに