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MacBook Pro 2024年モデルの情報【爆速M3チップ採用】

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AppleのMacパソコンシリーズにはいくつかのモデルがありますが、その中でもAppleが特に力を入れているのが「MacBook Pro」です。 MacBook Proでは常に最先端の技術が取り入れられ、そしておよそ一年に一回ほど、コンスタントにアップデートされ続けています。

そして2024年についても次世代のMacBook Proが既に噂されていて、具体的な仕様についてすでに議論されていたりします。

今回はそんな「MacBook Pro 2024年モデル」の噂情報について紹介していきたいと思います。

この記事の要点

  • MacBook Pro 2024年モデルには14インチのものと16インチのものが含まれる見込み
  • 処理装置がM2 Pro/MaxからM3 Pro/Maxにアップグレードされ、性能は最大で30%程度向上することが期待される
  • 2024年の前半に販売が開始される見込み

MacBook Pro 2024年モデルのラインナップ

Macシリーズパソコンには様々なモデルがありますが、その中でもラップトップ(ノートパソコン)のものが「MacBook Air」「MacBook Pro」ですね。

そしてその中でもMacBook Proは上位シリーズであり、より高価な分より高い性能を発揮します。 そんなMacBook Proですが、さらにその中でもモデルがいくつかあったりします。

MacBook Proの種類

  • MacBook Pro 13インチモデル(エントリー)
  • MacBook Pro 14インチモデル(ハイエンド)
  • MacBook Pro 16インチモデル(最上位、ハイエンド)

とても複雑な構成になっていて、ProはProでも13インチモデルのものについてはエントリークラスに分類されるもので、比較的安価かつ性能としてはMacBook Airとそこまで変わらないものになります。

そして14インチモデル16インチモデルハイエンドクラスに分類され、13インチモデルよりも圧倒的に高価であり、性能やその他の仕様が優れていたりします。

そしてこの二つのモデルの違いについては特に目立つものはありません。処理装置のオプション等も同じですし、バッテリーの持ち時間については16インチモデルの方が多少良いようですが、それ以外の仕様は基本的に変わりありません。

そのため、イメージ的には13 or 14/16みたいな分け方ですね。 そして今回紹介するのは14/16インチモデルの方で、2024年に新しいものが登場するとのことです。

ちなみに新しい13インチMacBook Proの情報についてはまだそこまで噂されておらず、もしかしたらMacBook Proから13インチモデルがなくなるかもしれないです。 現在タッチバーが搭載されているMacBookはこの13インチモデルのものだけですし、デザインについても古かったりそもそもMacBook Airとたいして価格や仕様が変わらなかったりしますしね。

MacBook Pro 2024年モデルの仕様

2024年モデルとして登場するのは14/16インチモデルであることが分かったところで、続いてどんな仕様になるのか説明していきます。

こちらについても、あくまでも噂情報となります。

Apple M3 Pro/Maxチップ採用

まず最初に処理装置についてです。2021年に登場したMacBook Proで初めてApple独自のチップが採用されるようになり、それが「M1」という名前でした。

そして2023年に登場したMacBook Pro 14/16インチモデルではM2 Pro/Maxというチップが採用されました。 実に第二世代目となるApple独自チップなわけですが、半導体のつくり自体はM1とさほど変わらず、いずれも採用されているのはTSMCの5nmプロセスのものでした。

そして来る2024年モデルに採用されるのは「M3 Pro/Max」という新しいチップだという噂情報があります。

M3チップではアーキテクチャが刷新され、プロセスもTSMCの3nmのものになるかもしれないということです。これは恐らく、iPhone 15シリーズに採用される予定の「A17 Bionic」と呼ばれるチップをベースにしていて、それを派生させてM3チップをつくるといった感じになるかと思います。(イメージ的には)

そしてこの3nmプロセス半導体がM3チップに採用されたとしたら、パソコン用の処理装置としては初めての3nmプロセスとなる見込みです。 他にも、AMDが2024年に次世代Ryzen(Ryzen 8000シリーズ)CPUを発表する予定があったりはするのですが、そちらに関してはTSMCの4nmプロセスで構成される見込みで、3nmほど微細ではないです。

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3nmになることで、より細かい回路となって半導体の集積密度を向上させることができる上に、消費電力を抑えることができたりして利点ばかりです。

実際、噂情報によるとM3チップを採用することで電力効率が20%程度向上する上に、性能値も最大で30%近く向上するのではないかとのことです。 バッテリーや電源などに制約があるノートパソコンにおいては電力効率というものが非常に重視されるので、そういった点では非常に理にかなっている処理装置となりそうですね。

その他の仕様

その他についてはまだそこまで噂されていません。

  • カラーバリエーションはスペースグレイシルバー
  • P3True Tone最大1,600ニトの輝度、ProMotion対応最大120Hzディスプレイ
  • 最大96GBのメモリオプション
  • 最大8TB SSDのストレージオプション
  • SDHDMIヘッドフォンジャックMagSafe 3ポート、3 x Thunderbolt 4ポート

ざっと上で挙げた項目に関しては、恐らく更新されないかと思われます。 ストレージオプションについてはここ数年間ずっと8TBまでとなっているので、そろそろ底上げして12TBまでとかにしても良いんじゃないかとか思ったりするのですが、まぁ普通そんなに使わないですよね。

あと入出力ポートについてですが、やはりPro仕様ということであらゆる機器にすぐにつなげるように、USB Type-C縛りをやめるという方針になっていますね。 HDMIポートやSDポートがMacBookについているのは結構違和感でしかないですが…

一方でMacBook AirについてはThunderboltポートとMagSafe、あとはヘッドフォンジャックだけというシンプルな構成になっていて、Airらしくて良いかと思います。

性能

性能については先ほど触れましたが、新しいアーキテクチャが採用されることにより、CPU性能としては最大で30%程度向上することが期待されます。

M3 Proチップの性能予測値

これはPassmarkスコアリストですが、イメージとしては上の赤い部分くらいの性能となることでしょう。

そしてM3 ProとM3 Maxの違いについてですが、GPU性能に大きく差ができるでしょう。そのため動画のエンコード時間に差が出たりゲーム処理に差が出るといった感じになります。 特筆、そういったGPUに負荷のかかる処理をする予定がないのなら、別にMaxチップを利用する意味はなさそうです。

価格

価格については特に変わらないでしょう。

14インチモデルについては28万円程度から

16インチモデルについては34万円程度から

という設定になりそうです。にしても高いですよね。いやぁ素直に高い。 確かにApple独自のM3チップは魅力的ではあるのですが、そもそもノートパソコンの最小構成で28万円というのがもう理解しがたいです。

と感じる人は素直にMacBook Airを選んだ方が良さそうですね。なんだかんだでMacBook Airの処理装置でも最新のアーキテクチャが使われていて性能に不満は出なさそうなので、ほとんどの人はMacBook Airでこと足りるかと思います。

登場時期

具体的に、このMacBook Pro 2024年モデルは2024年の前半で販売が開始される見込みとのことです。

参考記事:https://www.macrumors.com/2023/01/17/macbook-pro-2024-m3-pro-max/

https://www.bnnbloomberg.ca/apple-makes-headway-on-new-mac-laptops-as-it-grapples-with-slump-1.1907939


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