スマートフォンと言ったらやっぱりiPhone。日本ではそれくらいiPhoneが親しまれていますが、そんなiPhoneについて、最近大事件が発生しました。それはiPhoneの値上げです。 ただでさえ高価だと言われているiPhoneがさらに値上げされているなんて国民は黙った物ではありません。 ということでこの記事では「なぜiPhoneが値上げされたのか?」その原因について、最も有力であると言われている「円安説」の他についても触れつつ、解説していきたいと思います。
この記事を二文で説明すると
- Apple製品が手の届きにくい価格になってしまった
- 円安と転売対策の二つの要因で値上げをしている可能性アリ
iPhoneの値上げについて
7月1日アップルがiphoneを中心にアップル製品を値上げを行いました。
iphone13 128GB 98000円→117800円
iphone13pro 128GB 122800円→144800円
どの端末も大幅に値上げし、手の届きにくい価格になってしまいました。
中でも最上位モデルのiPhone13pro max 最上位モデルは、20万円を超えています、、
アップル製品の値上げを詳しく取り上げている記事があったので紹介します。
https://www.gizmodo.jp/2022/07/iphone-price-up.html
今回はなぜアップル製品が値上げされたのか考えられる要因を元に考察していきます!
円安説
もう1ドル100で計算する時代は終わってしまった、、、
アップル製品の値上げの要因として最も有力なのが円安です。
実際
ちょうど一年前の7月は1ドル111円だったのに対し、現在は1ドル135円となり円の価値が大幅に下落しています。
円安を考慮してiphone13の価格を見積もってみました!
98000(値上げ前の価格)÷110(一年前の1ドルの価格)×25(現在の1ドルの価格と一年前の1ドルの価格の差額)+98000(値上げ前の価格)=120272となりました。
この値段は値上げ後のiphone13の価格117800円に近い金額になりました!
結果から見て、今回の値上げは円安が原因説はかなり有力だということがわかります。
転売目的の大量購入防ぐため説
円安以外にも言及されている説が「転売目的の大量購入防ぐため説」です。
実際どのくらい転売されていたのか調査してみました。調査した結果スマートフォンの転売は深刻化していたことが判明!NTTドコモも転売対策をしていたようです。
深刻化するスマホの転売問題 「転売ヤー」に隙を与えたのは誰なのか
値段を上げると転売を防げるのか
値上げは転売に効果的なのか調べてみました!
転売ヤーの狙いは、安く仕入れ高く売ることで利益を得ることです。
しかし仕入れのコストが高くなればそれに応じて更に高く売らなくてはなりません、高く売るとその分、買われにくくなり転売がやりにくくなります。なので転売対策に値段を上げるのは転売を防ぐことに効果は十分あるでしょう!
なぜ転売は企業にとって良くないのか
ここで気になるのがなぜメーカーにとって悪いこととされているのかです。一見転売ヤーも十分な価格を支払い購入しているから、メーカーの売上も落ちるわけではなさそうですが、、
企業の損害
転売行為による企業の損害は、
転売ヤーが大量購入することで、品薄状態や価格が高騰し本当に欲しがっている消費者の購買意欲低下につながってしまうことです。
これを防止するためにアップルが転売対策として値上げしてもおかしくないといえます!
半導体不足説
値上げの原因として考えられる要因が「半導体不足」説です。
現在世界的な半導体不足に陥り半導体の価格が高騰しています。
実際sonyやアイリスオーヤマなどのメーカーが半導体不足で値上げをしているようです!
値上げは半導体不足が原因なのか、、
結論から言うと今回の値上げには半導体不足は関係してなさそうです、、
半導体不足が原因で値上げをする場合は世界各国で値上げしなければ赤字になってしまいます。しかし今回は日本のみでの値上なので半導体不足のような世界的な問題ではなく原因は日本国内にあると考えるのが自然でしょう。
まとめ
今回は、apple製品値上げの要因として考えられる3つの説を考察してみました。やはり今回の値上げで最も有力な説は円安によるものでした。
これから様々な商品が高騰することを考えると、不安が止まりません、、
円の価値が元に戻ることを期待しましょう!!