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【第15世代】Intel Core i9-15900Kの最新情報【Arrow Lake】

最終更新日:

つい最近Intel第14世代デスクトップ向けCPUの噂情報について紹介した気がしますが、もう既に次の第15世代のデスクトップ向けCPUについて結構噂されていたりします。

今回はそんな「Intel 第15世代デスクトップ向けCPUの最新情報について紹介していきます。

2023年6月4日、情報を更新しました。

2023年6月9日、情報を更新しました

この記事の要点

  • Intel 第15世代デスクトップ向けCPUのコードネームは「Allow Lake」になり、2024年後半頃に登場する見込み
  • Intel 20Aという2nmレベルの半導体が採用される見込み
  • 最大コア数は24から14に減少する可能性がある
  • 最大動作周波数は6.4GHzまで上昇するかもしれない
  • ソケットはLGA 1851が採用される見込み

Intel 第15世代デスクトップ向けCPUはどうなる?

2023年6月時点でIntelのデスクトップ向けCPUの最新のシリーズは「第13世代」であり「Raptor Lake」という名前のものになります。

そして第14世代についてはこのRaptor Lakeシリーズを改善して動作周波数などを向上させた「Raptor Lake Refresh」というシリーズになることが噂されています。

【Core i9-14900K】Intel第14世代デスクトップ向けCPUの最新情報【Raptor Lake Refresh】

第15世代のコードネーム

そして問題の第15世代についてですが、実は今のところ有力な案が二つあります。

Intel 第15世代CPUシリーズの候補

  • Meteor Lake(Intel 4プロセス採用)
  • Arrow Lake(Intel 20Aプロセス採用)

Metor Lakeについては、2023年の後半頃にノートパソコン向けCPUシリーズとして登場する予定なのですが、Metor Lakeのデスクトップ版(Metor Lake-S)が登場するという説ですね。 こちらにはIntel 4という7nmクラスの半導体が採用される予定です。

一方でArrow Lakeについては、Metor Lakeのデスクトップ向けシリーズが登場しなかった際に登場すると考えられています。現在はArrow Lakeが第15世代デスクトップ向けCPUになる可能性が高いとされています。

こちらに関してはIntel 4を飛ばして、Intel 3も飛ばしてその次にあるIntel 20Aという2nmクラスの半導体が採用されることが噂されています。現行品ではまだ7nmクラスとなっているので、7nm→2nmになると考えたら恐ろしい進化ですね。

第15世代のアーキテクチャ

アーキテクチャについては先ほど説明した通りArrow Lakeシリーズになるとしたら半導体はIntel 20Aという超微細なものが採用される可能性が高いとのこと。

Intel 4は第14世代モバイル向けCPUシリーズとなる可能性が高い「Metor Lake」シリーズに採用されるとして、Intel 3については消費者向けのCPUというよりはサーバー向けのCPUに採用されるかもしれないだとかで、飛ばしまくってのIntel 20Aですね。

ちなみに「A」というのはオングストロームという単位のことを表しており、nmのさらに10分の1となっています。つまり20A=2nmということになりますが、20Aというのが厳密に半導体プロセスが2nmであるということを表しているわけではないそうです。

あくまでもイメージだということですね。実際、Intel 7というアーキテクチャは10nmプロセスだったりしましたし。

第15世代のコア数

コア数についてですが、最新の噂では高性能コア6基+省電力コア8基の、計たったの14コアになってしまうかもしれないとのことです。

第13世代については最大24コア32スレッドとなっていたので、10コアも減少してしまうということになります。 実際その分、コア当たりのパフォーマンスが向上して結果的に全体としての性能は向上するということになりそうですが、それにしても14コアというのは信じがたいですね。

第15世代の動作周波数

動作周波数についてですが、恐らく最大で6.5GHz程度まで達するのではないかとのことです。

第14世代デスクトップ向けCPUについて、最大で6.2GHzを実現する可能性が高いと噂されている上に、コア数が減る可能性も考えられるなら、動作周波数は向上する可能性が非常に高いです。

第15世代のソケット

ソケットについてですが、LGA 1700ではなくLGA 1851が採用される見込みです。さらにピンの数が増えるということですね。 第9世代くらいの時はLGA 1151?とかでしたので、そっから数年で1.5倍以上ピンの数が増えたと考えるとすごいです。 いつまで増えていくんでしょうね…

ラインナップ

ラインナップについてですが、恐らく以下のようなラインナップになると考えられます。

Intel 第15世代ラインナップ

  • Core i9-15900KS
  • Core i9-15900K
  • Core i7-15700
  • Core i5-15600
  • Core i5-15400
  • Core i3-15100

この中でも、Core i9-15900KSというモデルが最大動作周波数が6.5GHz程度に達しそうです。

登場時期

登場時期については、2024年の後半頃になると考えられています。

参考記事:https://wccftech.com/intel-meteor-lake-s-cancelled-once-again-arrow-lake-s-14-core-desktop-skus/

以下、噂情報データベースです


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