2020年の前半にMicrosoftからSurface Go 2が発表されました。がしかし、CPUが少し進化したくらいの微妙な進化となっていました。そして後継機は「Surface Go 3」となるわけですが、こちらについては様々なことが噂されています。
この記事ではそんな、Surface Go 3についての噂情報を紹介していきます。なお、まだ公式に発表されたわけではありませんのでご注意ください。
2021年9月追記:Surface Go 3についての新しい噂情報が登場しました。以下の記事をご覧ください。
【超高性能】Microsoft Surface Go 3の性能を解説
この記事を2文で説明すると
- Surface Go 3ではベゼルレスデザインが採用され、Intel以外の処理装置が採用される可能性について指摘されている
- 発売日は2021年以降になる可能性が高い
Surface Goとは?
SurfaceはMicrosoftが製造しているパソコンシリーズになりますが、その中の「Surface Go」とは一体どのようなシリーズなのでしょうか?
以前、Surface Go 2の情報について紹介した記事でも説明しました。
Microsoft Surface Go 2の情報【コスパ最強】
Surface GoシリーズはSurface Proシリーズなどと同様にノートパソコンとしても使え、タブレットとしても使える「2in1 PC」となっていますが、Surface Proシリーズと比較すると全体的に性能が低く、サイズも小さい上にモバイルネットワーク通信を利用できるオプションが存在する(Surface Pro Xにもあるが) ことから、2in1 PCの中でもタブレット寄り(モバイル端末より)という立ち位置になっていると言えます。
詳しくは以下の記事で説明しました。
Surface ProとSurface Goの違いを徹底解説【2020年最新】
Surface Go 3の特徴
それでは早速、Surface Go 3について噂されている情報を紹介します。
1.ベゼルレスデザイン
最近パソコン業界で流行りつつあるのが「ベゼルレスデザイン」です。その技術自体は結構前からあったと思いますが、なんだかんだで最近になって多く取り入れられてきている感じがします。
Appleの次世代製品やその他の会社の次世代製品について、多くベゼルレスデザインが噂されていますが、Surface Go 3もその一つです。実はSurface Go 2の時点でSurface Goに比べてディスプレイが拡大されていて、ベゼルレスデザインが取り入れられつつあったわけですが、まだ伸びしろがあるように見えます。
必ずしもベゼルレスデザインが良いとは限りませんが、Surface Proなどよりも小さいボディですので余白ができてしまってはもったいない部分があると思います。次世代のSurface Book 4についてもベゼルレスデザインが噂されているくらいですのでSurface Go 3で取り入れられてもおかしくはないでしょう。
2.処理装置
そしてSurface Go 3について主に議論されているのはその処理装置についてです。あいまいな表現ですが、ここでいう処理装置とは主にCPUの事をいいます。
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現在のSurface Go 2についてはIntelの低電力プロセッサが採用されていますが、最新のアーキテクチャを用いているものではなく、割と古いものになります。一応Intelは現在でも超低電力プロセッサを開発しつつありますが、次世代のSurface GoではIntel以外のプロセッサも採用されるのではないかと言われています。
具体的には、まず一つにAMDがあります。AMDのCPUといえばRyzenシリーズですが、現状Intelが製造しているような超低電力プロセッサは提供していません。ですがAMDは現在消費電力5W程度の超低電力Ryzenシリーズを開発していると噂されています。 この話はAMDがスマートフォン用のSoCを開発しているかもしれない話に関連しているかもしれません。
このような処理装置が登場したら、現在のSurface LaptopシリーズのようにAMDプロセッサがSurface Goシリーズに採用される可能性も高くなってきます。半導体製造会社が異なるので一概には比較できませんが、現在のところAMDのプロセッサの方が製造プロセスが細かくなっていて電力効率が良いとされていますから、優秀な低電力プロセッサを開発することができるかもしれません。
そして次に、ARMベースの処理装置が採用されるのではないかとも言われています。Surface Goと同じく、モバイルネットワーク通信をサポートするシリーズとして「Surface Pro X」がありますが、こちらにはARMベースのMicrosoftカスタムプロセッサ(Qualcomm Snapdragon 8cxに近い)が採用されています。
この事から、MicrosoftがSurface Pro Xを「モバイル端末だ」とみなしているともいえます。 そして同様にSurface Goシリーズも明らかにモバイル系なので、同じようにMicrosoftのカスタムARMベースプロセッサが導入される可能性が考えられます。
以上のように、Intel以外のプロセッサが採用されることについて多く議論されている現状です。まるでIntelのプロセッサがモバイル端末に向いていないみたいな言い方になっていますが、Intelも現在のスマートフォン向けSoCに似たような仕組みを採用している低電力チップ(Lakefield等)に力を入れ始めていますので、そのままIntelのチップを採用し続ける可能性も考えられます。
発売日
Surface Go 2が発売されたのは割と最近なのに、もうSurface Go 3が発売されるの? って感じですが、さすがにSurface Go 2が登場して一年以内に登場するということはないでしょう。
とはいえ、Surface Goが発売されてから一年半後くらいにSurface Go 2が発売されたので、2021年中にSurface Go 3が登場するかもしれません。
なお、この記事で紹介したようにAMDのプロセッサを採用したり、ARMベースのプロセッサを採用するとなるとSurface GoからGo 2への進化とはわけが違いますから2022年以降になるかもしれません。
そのため、Surface Goシリーズが気になっている人はSurface Go 3は待たないで、今のところSurface Go 2を購入しましょう。
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