2020年の春にMicrosoftから新型Surface Book 3が発表されましたが、変わったのは主に処理装置関係で、デザインについては特に変更がありませんでした。ですが次モデルとなるSurface Book 4ではデザインが変更されることが予想されています。
この記事では現時点で噂されているMicrosoft Surface Book 4の情報について紹介していきます。
この記事を2文で説明すると
- Microsoft Surface Book 4はデザインが刷新され、よりコンパクトになることが期待されている
- 2022年以降に登場する可能性が高い
Surface Book 4のデザイン
まずはデザインについてです。というより、今のところ噂されているのは主にデザインについてです。
スリムベゼル
これは先ほど筆者が作ったものになりますが、まず第一にSurface Book 4ではディスプレイサイズはそのまま、本体をサイズを小さくして「スリムベゼル化」が実現されると言われています。この試みは様々なパソコンで行われてきました。AppleがMacBook Pro 15インチモデルを16インチモデルに変えた時もそうでしたし、これから登場する様々な製品にも同様のスリムベゼルが採用されると言われています。
本体サイズが小さくなりコンパクトになるほか、圧迫感が少なくなり小さい画面でも作業がしやすいという利点があります。その分キーボードもスケールダウンされることが予想されていますが、13.5インチなのでベゼルレス化してもキーボードサイズが打ちにくいほど小さくなるということは無いでしょう。
そしてこのようなデザインが採用されるとしたら、タブレットモードの時の見た目はもはやSurface Proのようになるでしょう。なんとなくヘビーなイメージのあったSurface Bookの印象が大きく変わるデザインとなりそうです。
大きなトラックパッド
本体サイズが小さくなるということは、キーボードに加えてトラックパッドまで小さくなる可能性も考えられます。キーボードはまだしも、トラックパッドについては小さくなると確実に使いにくくなってしまいます。どれくらい使っている人が居るのかはわかりませんが、Appleなどがトラックパッドのジェスチャー機能等に力を入れているように、ノートパソコンにとってトラックパッドは命なのです。
ですがある種の情報では、Surface Book 4のトラックパッドが逆に大きくなると言及されています。その大きさとしては実に15%増といった感じで、AppleのMacBookシリーズよりは小さいものの一般的なノートパソコンとしては大きいトラックパッドとなります。
角度調節
デザインについては更に、Appleの新しいiPad Pro用のMagic Keyboardのように画面の傾きを調節することができるようなスタンドが搭載されるかもしれないと言われています。この場合どのようにタブレット化するのかよくわかりませんが、従来のSurface Bookに比べて更にフレキシブルになるでしょう。
Surface Book 4の仕様
その他内部仕様については今のところ特に噂されていません。ストレージやメインメモリなどのパーツはさておき、処理装置については登場する時期に依存します。逆に言えば、登場する時期さえわかれば大方予想することができます。
2017年にSurface Book 2が登場し、2020年にSurface Book 3が登場したのでSurface Book 4が2021年に登場するというのは考えにくい話ですが、もしそうなるのだとしたらIntelの第11世代「Tiger Lake」プロセッサが搭載されることになるでしょう。
そしてSurface Bookはグラフィックボードオプションがあるのが一つの特徴ですが、グラフィックスについても基本的には登場時期に依存します。
Surface Book 2では同アーキテクチャのリアルタイムレイトレーシングをサポートしていない方の「GTX 16」シリーズが採用されました。そのため、Surface Book 4に搭載されるグラボももしかするとリアルタイムレイトレーシングをサポートしていないものになるかもしれませんが、NvidiaのCEOが「数年後にはリアルタイムレイトレーシングが基本となる時代になる」と言ったくらいですから、おそらく何らかの形でサポートするでしょう。
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そしてメインメモリについてはLPDDR5系になると考えられます。容量もアップグレードされるかもしれません。
発売日
毎年新モデルが登場しているなら新モデルの発売日については何となく予想ができますが、Surface BookについてはSurfaceの主役というわけでもないのでいつ登場するのか明確に予想を立てることができません。
2021年はないとして、2022年頃になる可能性が高いです。何となくLPDDR5が主流になってきた時期に登場する気がします。以上、噂の噂でした。