Appleには二つの「mini」があります。一つはMac miniパソコンです。Mac miniは2020年の前半に新型が発売され、「その進化はminiではない」とAppleから主張されましたがまぎれもなくminiな進化でした。
そしてもう一つのmini「iPad mini」については、次世代モデルへの進化はもはや「mini」ではないとの噂が広まっています。
この記事では新型iPad mini 6の噂情報を紹介します。
この記事を1文で説明すると
- iPad mini 6は2021年の前半に登場し、ディスプレイサイズが大きくなってベゼルレス化が図られると考えられているが、処理装置もA14にアップグレードされると予想されている
iPad miniの立場とは?
そもそもiPad miniとは何なのでしょうか。
AppleのiPadには「無印iPad」「iPad mini」「iPad Air」「iPad Pro」が存在します。 そして現状一番性能が低いのは無印iPadとなっていて、かつ一番安いです。
iPad miniは文字通りこの中で一番小さいモデルになっていますが、実はその性能はiPad Airと同じであり、小さいながらにして非常に優秀な性能を保有しています。iPhoneでいうとiPhone Xs Maxと同じ性能です。
また、ディスプレイ加工も無印iPadより手のかかったものになっていて、iPhoneをそのまま大きくしたような素晴らしい作りになっています。
そのため、miniだからといってiPadシリーズの中で一番性能が低いというわけではなく、どちらかというとiPad Air並みの高性能さをコンパクトに実現したモデルになります。
現在はiPad mini (第5世代)まで登場していますので、次のモデルは第6世代となります。
iPad mini 6の特徴
それでは早速時期iPad mini 6の特徴について紹介します。なお、ここで紹介する特徴は噂程度のものになりますのでご注意ください。
噂では「次世代iPad mini」と言われていますが、ここではわかりやすくするために「iPad mini 6」と仮称しております。
1.ディスプレイサイズ向上
最近本当に、ボディサイズはあまり変えずにディスプレイサイズを大きくすることで「スリムベゼル設計」を実現するのが流行っていると思います。
[dic term=”ベゼルレス”]
というよりはベゼルレス設計が適用されるだろうと言われている次世代製品が非常に多いです。Appleだと次世代のMacBook ProやiMac、iMac Pro、無印iPad、iPad Airなどがベゼルレス設計になるだろうと言われていて、空前のベゼルレスブームとなっております。
ベゼルレス設計を実現する技術自体はだいぶ前からあったと思われますので、おそらく最近になってベゼルレスが人々に高く評価されるようになったのでしょう。苦手な人もいるかもしれませんが、多くの人は好むかと思います。
そして、現在のiPad mini 5では7.9インチディスプレイが搭載されていますが、iPad mini 6では8.9インチディスプレイが搭載されるだろうと言われています。
そしてベゼルレスデザインになるとしたら以下のような見た目になるでしょうか。
8.5インチへのアップグレードなら本体サイズを変えずにディスプレイサイズだけ大きくして実行することができそうですが、9インチディスプレイともなるとボディ自体再設計が必要になってくる気もします。それかもしかするとホームボタンを含めた上下の余白部分がスリム化されて、縦横比も変わるかもしれません。無印iPadはエントリーモデルですので次モデルでもほぼ確実にTouch IDを搭載したホームボタンが取り付けられると考えられますが、iPad miniについてはどうでしょう。iPad Airが画面内指紋認証になるかもしれないと言われているくらいですから、似たような仕様を持つiPad miniでも画面内指紋認証が採用されるかもしれません。
そうなるとボディサイズを大きくせずにディスプレイを9インチにすることができるかもしれませんね。
関連記事:最近話題の「画面内指紋認証」の仕組みを徹底解説【図解】
ボディサイズが大きくなってしまうと「mini」という称号が似つかわしくなりますし。
また、最近話題のミニLEDディスプレイを搭載するのではないかとも言われていますが、それはこの噂されている「8.5~9インチiPad mini」とはまた別のiPad miniの事らしいです。
2.A14チップ搭載
ミニながらiPhone Xs Maxと同じ処理チップを搭載してその高性能さを見せつけていたiPad miniですから、次のモデルでも最新のiPhone(12)で利用されているA14チップが採用されるのではないかと言われています。
廉価モデルである無印のiPadがA12チップを採用しだしたため、iPad miniがA14チップを採用することで処理装置においてまた差をつけることができるようになります。
発売日
発売日については2021年の前半頃になると予想されています。iPad mini 5が登場したのは2019年の3月後半頃ですが、2021年4月現在まだ公開されていません。しかしすぐにでも公開されるだろうといわれています。
ただ、iPad mini 4が2015年に登場したことを考えると、最近になって急に更新頻度が上がったということになり、少し不自然かもしれませんね。