ついにIntelの第14世代デスクトップ向けCPUについて噂され始めました。といってもまだ先の事ですのであまり確かな情報は無いですが、この記事では第14世代デスクトップ向けCPUについての噂情報を紹介します。
ただ、2021年の春ごろにIntelから一部の情報が発表されましたのでだんだんと第14世代についても形になってきています。
この記事を1文で説明すると
- Intel第14世代デスクトップ向けCPUは2023年頃に登場し、「Meteor Lake」と呼ばれる7nmプロセスのアーキテクチャを採用する
Intel 第14世代デスクトップ向けCPUの特徴
それでは現時点で噂になっている情報や発表されている情報をまとめてみます。
アーキテクチャ
採用されるアーキテクチャとしては、Raptor Lakeの次となる「Meteor Lake」と呼ばれるものです。またしてもLakeになるということですね。
そして製造プロセスとしては7nmになるとのことです。Intelによるとこれは最初の7nmプロセスアーキテクチャになるとのことです。デスクトップ向けのMeteor Lakeが登場する前に何らかのモバイル向けのアーキテクチャが登場し、そちらでは7nmプロセスが採用されると考えられますがおそらくそれと同じ世代の7nmプロセスが利用されるのでしょう。なお、Intelのプロセス命名法が変わり、こちらの7nmプロセスは「Intel 4」という名前になりました。詳しくは以下の記事をご覧ください。
【2nmも!?】Intelの2025年までのロードマップを紹介!【10nm~2nm】
一方そのころAMDでは順調にいけばZen5アーキテクチャが開発されて、5nm以下のプロセスを実現できている事でしょう。
2022/10/18追記:
IntelがこのMeteor LakeにIntel 4を採用せずに、TSMCの5nmプロセスを用いるかもしれないとの噂が入りました。これは生産の遅れを避けるためなどに導入される可能性が高いとのことです。ちなみにRyzenでは2022年の時点ですでにTSMCの5nmプロセスが採用されていて、一歩リードしていますね。
対応メモリ
対応メモリについては第12世代(Alder Lake)からの話ではありますが、DDR5メモリをサポートするかもしれないとのことです。DDR5メモリについては以下の記事をご覧ください。
PCI-express
そしてPCI-expressについては第11世代「Rocket Lake」でgen4をサポートし、噂では第12世代「Alder Lake」でgen5がサポートされるかもしれないといわれています。そういうわけで、Meteor Lakeではgen5がサポートされる可能性が高いですね。
登場
登場する時期についてはIntelからしっかり発表されていたりします。2023年に登場する予定で、おそらくモバイル向けから登場し、すぐにデスクトップ向けについても登場するようです。
参考記事:https://wccftech.com/intel-meteor-lake-7nm-euv-cpus-confirmed-launch-2023-modular-x86-architecture/
ほかの世代についてはこちらです!
Intel 第12世代デスクトップ向けCPUの情報【Alder Lake-S】
Intel第13世代デスクトップ向けCPUの情報【Raptor Lake】
Intel第14世代デスクトップ向けCPU「Meteor Lake」の情報
Intel第15世代デスクトップ向けCPU「Lunar Lake」の情報