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【第1世代】Intel Core Ultraシリーズの最新情報【Meteor Lake】

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CPUといえばIntelです。そしてIntelといえばCore i7とかの「Core iシリーズ」ですよね。 このシリーズはほぼ毎年アップグレードされているわけですが、ついにCore iシリーズとは別の新しいCPUシリーズが登場するかもしれないとのことです。

今回はそんな、Intel Core Ultraシリーズについての最新情報を紹介していきたいと思います。

6月16日追記:実際にIntelからCore Ultraシリーズについて発表されましたので、以下の記事をご覧ください。

新しく登場したIntelのCPUブランドに愛が無さすぎる件【Core Ultra 9 14900】

以下は古い情報になります。

この記事の要点

  • Core iシリーズの後継としてCore Ultraシリーズが新たに誕生する可能性が高い
  • Core Ultra 5Core Ultra 7などのラインナップが存在
  • 第1世代Core UltraシリーズにはMeteor Lakeというアーキテクチャが採用される
  • Meteor LakeはIntel 4プロセスによって設計され、AI性能などが向上する

Core Ultraシリーズとは

今回はCore Ultra 7-1003Hを含む第1世代Core Ultraシリーズについての情報を紹介しようとしていますが、そもそもCore Ultraシリーズってなんぞやといったところを語っていきます。

Core iシリーズの後継

Core Ultraシリーズの存在はPugetBenchというベンチマークサービスに投稿されたいくつかの結果から明らかになりました。

Core Ultraが発見された

PugetBenchより

上のようにCore UltraというシリーズのCPUが検証されたことが確認されたわけですが、正直なところIntelがテスト用によくわからない名前でベンチマークをとっているという可能性もあり得ます。

しかしながらIntelのBernard Fernandes氏はIntelがMeteor Lake(第14世代にあたるCore CPUシリーズ)の発売に合わせてブランドの更新を行うということを認めたので、Core Ultraというシリーズが実際に登場する可能性は非常に高いです。

ただし実際にCore Ultraシリーズがどのような立ち位置として登場するのか(一般消費者向けなのかとか)、Core iシリーズに完全に置き換わって登場するのかといった細かいところはよくわかっていません。

もしかしたら以前にIntelであったExtremeシリーズのように、特別なハイエンドCPUシリーズとしてCore iシリーズに加えてCore Ultraシリーズも登場するという可能性もあるわけですが、それだと1003Hという型番に違和感を覚えますね。 Core iシリーズに追加されるということなら、第14世代Meteor LakeのラインナップはCore i7-14xxのような型番になることが考えられるのに対して、Ultraだけ下四桁が1003というのはややこしすぎます。

1003Hという型番のものが実際に登場するかは微妙なラインですが、もし1003HがあるのだとしたらCore iシリーズの完全なる後継的な存在で、1003HはCore Ultraの第一世代のCPUになる可能性が考えられます。

Ultra 3,Ultra 5,Ultra 7?

もしもCore iシリーズが完全にCore Ultraシリーズに置き換わるのだとしたら、Core Ultra 3というものが登場することになるのでしょうか。 実際に以下のように、Core Ultra 7に加えてCore Ultra 5という名前のCPUも見つかっているのでそうなる可能性も考えられます。

しかしながらUltraというのは「究極の」みたいな意味があり、コンピュータ業界では主に性能が高いものに対して使われる名前でもあります。 そうなるとCore Ultra 3というモデルが登場するのには違和感がありますね。

しかしながらこの「Ultra」というのがCore ~ 3というシリーズの中でのUltra(Core i3シリーズの中での最上位みたいな) という意味なのだとしたらまだ違和感はないです。

その場合、Core Pro 3Core Max 3Core Ultra 3のようなラインナップになる可能性も考えられるわけですね。 そして最上位モデルはCore Ultra 9やCore Ultra7みたいな。

この命名法はAppleがMacパソコンに採用している処理装置(Mシリーズ)みたいですが、ありえなくはないです。

また、UltraというのがCore iシリーズと比べて究極であることを示すのであれば、Core Ultra 3というのも別に違和感はないかと思います。

型番

1003Hという型番も非常に気になります。しかもリークされたベンチマークではUltra 5とUltra 7の二つとも1003Hという型番を持っていて、基本的に下四桁の数字が重なることはなかった今までの命名規則を覆しています。

最初の1という数字が世代数を表すとして、最後の3という数字は恐らくそのシリーズの中での立ち位置を表しているものでしょう。そうなるとCore Ultra 7 1003HはCore Ultra 7シリーズの中での一番下のモデルということになりそうです。

そしてCore Ultra 7 1007Hみたいな名前のモデルが登場してもおかしくないわけですが、それだと真ん中の2つの桁が意味をなさなくなってしまいますね。 もしかすると1003みたいな下四桁の型番自体が特に意味を持たなくなって、Core Ultra 7の部分だけで型番を表すようになるかもしれません。真相はよくわからないです。

第1世代Core Ultraシリーズについて(Meteor Lake)

そして今回噂されているのは第14世代Coreシリーズです。Meteor Lakeというコードネームを持っています。

これがCore Ultraシリーズの第1世代目のものになる可能性があるわけですが、その仕様等について紹介します。

アーキテクチャ

半導体の構造についてですが、プロセスについてはIntel 4というものが採用される予定です。以下の記事で紹介しましたが、Intel 4というのは7nmクラスの半導体であり、第13世代Raptor LakeのIntel 7プロセスから進化することになります。

【2nmも!?】Intelの2025年までのロードマップを紹介!【10nm~2nm】

とはいえAMDはすでにRyzen CPUにTSMCの5nmプロセス半導体を採用していたりして、7nmというのがそこまで微細なわけでもないですね。

なお、用いられる半導体はIntel 4でできた物だけでなく、同時にTSMCのN5(5nmのもの)とN6(6nmのもの)も組み込まれるとのことです。

N5は内臓グラフィックス(Intel Arc)用であり、N6はSoCに採用されるとのこと。

またIntelによると、このSoC内にはAI処理を行うことができるVPUというプロセッサが搭載されていて、Apple MシリーズチップのようにAI機能をより高めることができるようになっているとのことです。

GPTな大規模言語モデルをローカルで実行するときのプロセッサとしては使えませんが、Googleが開発したPaLM 2などの言語モデル(Google Bardに採用されている) についてはこのようなプロセッサを活用してうまく実行することができるかもしれないとのことです。

関連:【全自動】Google Bardをブログ運営に活かした結果【ChatGPTより優秀】

コア

具体的なコアの数はまだあまりわかっていないみたいですが、コアの種類については有力の噂があります。 現在のIntel CPUについてはモバイル向けデスクトップ向け関係なくbig.LITTLEというコア構成が採用されていて、高性能なコアと省電力なコアをバランスよく使い分けています

高性能なコアはPコアと呼ばれ、省電力なコアはEコアと呼ばれたりしますが、Meteor Lake CPUについてはここに「LP-Eコア」と呼ばれるコアが追加される可能性が高いとのことです。

これは超省電力コアと呼ばれるもので、Eコアよりもさらに低電力で動作するとのことです。このコアはIntel 4によってつくられるCPU部分とは別の、TSMCのプロセスで作られるSoCの部分に取り込まれるとのことです。

Igor’s LAB

そしてPコアが6つ、Eコアが8つ、LP-Eコアが2つというような構成になる可能性が高いとのことです。

内臓グラフィックス

モバイル向けCPUにおいては特に重要になってくる内臓グラフィックスについてですが、IntelのGPUシリーズ「Arc」の第二世代目のものである「Battlemage」というコードネームのグラフィックスが採用されるかもしれないとのことです。

【第2世代GPU】Intel Arc B770の最新情報【Battlemage】

ただ、BattlemageについてはTSMCの4nmプロセスが採用されるかもしれないと噂されていますが、先ほど紹介した情報では内臓グラフィックスにはTSMCの5nmプロセスが採用すると紹介したため、情報が錯誤していますね。

そしてBattlemageグラフィックスを搭載することで、最新のゲームでもわりと快適にプレイできるくらいのグラフィック性能を得ることができる可能性が高いです。

登場時期

登場時期についてですが、2023年の後半に登場する予定です。

合わせて、Intel第14世代デスクトップ向けCPUの噂情報についてもご確認ください。

【Core i9-14900K】Intel第14世代デスクトップ向けCPUの最新情報【Raptor Lake Refresh】

あと第15世代デスクトップ向けCPUの噂情報もあったりしますね。

【第15世代】Intel Core i9-15900Kの最新情報【Arrow Lake】

参考記事:https://hothardware.com/news/intel-core-ultra-7-mtl-cpu-leak

https://hothardware.com/news/intel-core-ultra-meteor-lake-cpu-leak


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