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Apple Foldable iPadの噂情報まとめ【折りたたみ可】

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画面を折りたためるスマートフォンについて最近注目されていたりしますが、画面を折りたたむことのできる「タブレット」についてはあまり聞いたことがありません。 ですが数年後に、Appleから「折りたためるiPad」が登場するかもしれないと言われています。 この記事ではそんな、「Foldable iPad」の噂情報について紹介していきます。

 

 

この記事を1文で説明すると

  • 折りたためるiPad、通称「Foldable iPad」ではMacBook並みのサイズのマイクロLEDディスプレイが採用され、処理装置も最新のものになり、2023年頃に登場するかもしれないと言われている。

Foldable iPadのデザイン

Foldableは「折りたたむことができる」という意味で、Foldable iPadは文字通り「折りたたむことができるiPad」という意味になります。なお、この製品名は便宜上用いているだけで、仮称であり、実際に登場する製品とは異なるかもしれません。 また、この製品の存在自体が噂に過ぎないので登場するかどうかも定かではありません。 しかし現在スマートデバイス業界は何となく「折りたためる」という究極のモバイル性を意識し始めている傾向があるので、登場する可能性も十分考えられます。

では一体どのようなデザインになるのでしょうか。折りたためるスマートフォンはSamsungのGalaxyシリーズでも「Galaxy Z Flip」などで見受けられましたが、折りたたむことができるタブレットについてはあまり見たことがありませんよね。

 

iPad Proのデザイン

いつものBableTechのこの手の記事では、だいたい噂になっているコンセプトデザインなどを紹介したりしますが、今回については特にこれといったデザインが投稿されていないようです。 噂情報だと、Foldable iPadは開いた状態で通常のiPadのようになりますが、開いた時の対角線の長さとしてはAppleのMacBookシリーズパソコンに匹敵するものとなっていて、従来のiPad Proなどよりも若干大型になるとのことです。

そして端末の中央部で折り曲げることができ、折り曲げた状態では単純計算で大きさが半分になりますので、従来のiPad miniのようなサイズになるでしょう。

なお、薄さに関してはやはり従来のiPad並みにすることはできなさそうですが、開いた状態であれば従来のものよりも薄型にすることができるかもしれません。

また、Microsoftの「Surface Neo」のように中央部にフレームがあり、セパレートされた二画面体勢になるのではなく、折り目を全く感じさせないような滑らかなデザインになるとのことです。 つまり開いた状態だと通常のiPad Proと同じような見た目になるということです。

上に従来のiPad Proのデザイン画像を載せましたが、黄色い線くらいのところが折り目となるのでしょうか。

以上のデザインが頻繁に噂されているものになりますが、その一方でAppleが提出した特許では、Microsoft Surface Neoのように中央にヒンジがあって折りたたむことができるというデザインになるかもしれないことが示されています。

 

Appleの提出した特許

Foldable iPadの特徴

続いてはFoldable iPadの特徴についてです。

 

1.マイクロLEDパネルを採用

MicrosoftのSurface Neoのようなヒンジによって完全に二画面に分かれているようなデザインになるのではなく、折り目を感じさせないような滑らかなデザインになると説明しましたが、これを実現するためにはディスプレイにも工夫が必要になってきます。 具体的には、従来の液晶ディスプレイではバックライトなどの都合により画面を曲げるような柔軟性を確保できません

このことについては以下の記事で詳しく説明しています。

有機ELを超える? 新技術「ミニLEDディスプレイ」を徹底解説【図解】

ディスプレイを直接曲げるような仕組みを採用するためには、バックライトを必要としない「有機EL」方式か、あるいは一つひとつのドットが小さなLEDライトで構成されている「マイクロLED」を用いたディスプレイ方式にする必要があります。 そこで従来の折りたためるスマートフォンでは主に有機ELディスプレイが採用さることが多いですが、噂されているFoldable iPadではマイクロLEDディスプレイが採用される可能性が高いとのことです。 マイクロLEDディスプレイについては以下の記事をご覧ください。

マイクロLEDディスプレイとは? メリットから仕組みまで【図解】

マイクロLEDディスプレイは今後Apple Watchなどに採用されるという話はよく聞きますが、iPad並みの大きいディスプレイに採用されるという話は初めて聞くかもしれません。ディスプレイが大きくなってしまうとどうしてもコストが高くなってしまうため、MacBookシリーズには採用されず、ギリギリiPadに採用されるかどうかといったところでしょうか。 そしてマイクロLEDディスプレイを採用するからには、このFoldable iPadは従来のiPad Proと同じ立ち位置に居座ることになるでしょう。

 

2.3nmプロセスのチップを搭載

発売日についてはこの後説明していきますが、このFoldable iPadはまだまだ発売される予定はないため、搭載される処理装置としては「A16X」や「A17X」になると言われています。iPhone 11シリーズで採用されたチップがA13なので、それよりも三世代くらい進化したものということになります。

そしてこれら「A16X」などではTSMCの3nmプロセスを採用するといわれています。現在は7nmプロセスがハードウェア界での標準となっているため、現在よりも二倍以上細かいということになりますね。

 

 

発売日

では特徴について紹介したところで、最後にいつ登場するのかについて説明します。 現在噂されているのは2023年です。iPhoneでいうと「iPhone 15」シリーズが登場するかもしれない年ということになります。 そう考えるとまだまだ先の話ですね。 そして登場するころには折りたたみ式スマートデバイスも世の中の標準になっていて、Foldable iPadのような製品が他にも様々存在しているかもしれません。

 

参考記事:https://www.tomsguide.com/news/new-ipad-leak-reveals-radical-dual-screen-design

Foldable iPad Specs Shared by Tipster Include 3nm A-Series Chip, microLED Screen, 2023 Release


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