メルカリのパソコン市場を眺めているとiMacの出品がよく流れてきます。比較的安価ですが、安心して使えるのでしょうか。今回は実際にiMacを購入してみて感じた注意点を紹介していきたいと思います。
購入する際の注意点
それでは早速、メルカリで中古のiMacを購入する時の注意点を紹介します。ここで紹介していくのはMacbookではなく一体型パソコンの「iMac」であることをあらかじめご理解ください。
①年式は?
中古でiMacを購入する時にあたりまえのように重要になってくるのが年式です。
年式という言い方をするのかは知りませんが、そのMacの発売年のことです。
iMacの場合は製品自体の名前が「 〜2012」となっているため年式がわかりやすいのが特徴ですが、中には年式がわかりにくくなっている出品もあります。
というのも、iMacは基本的に2010年以降見た目がそこまで変わっていないので見た目だけでは年式を判断するのが難しくなっています。正直私からみると2012年モデルから現行品モデルの見分けがほとんど付きません。
年式はそのiMacの性能を知る上で重要な情報になってくるので必ず知っておくようにしましょう。もしも説明欄に記載されていなかったらコメントで「何年モデルですか?」と聞けばOKです。
②価格設定は?
そして先ほどの年式の話と関連して、「価格」も重要になってきます。あたりまえですが。
年式によってあまり見た目は変わらないと言いましたが、価値としてだいぶ変わってきます。
いろんな相場があるとは思いますが、
年式/画面サイズ | 相場 |
---|---|
2010年 | 20000円 |
2011年 | 25000円 |
2012年 | 30000円 |
2013年 | 35000円 |
2014年 | 40000円 |
2015年 | 50000円 |
2016年 | 60000円 |
2017年 | 70000円 |
くらいが相場じゃないかと考えています。これは上位モデルではなくてスタンダードな仕様の21.5インチモデルの時のものです。
スタンダードというのは具体的にはCorei5を使っている場合になります。
また、メモリについても4GBか8GBの場合になります。
もちろん、付属品がたくさんついていたり各種スペックが高かったりするとこれよりも価値は上がってきます。
私の意見としては、この表の価格を大幅に超えている場合はちょっと高すぎると思っています。
正直な話数年年式が違うだけだったら体感ではあまり性能差は感じられませんが、価値が下がってしまうかもしれないのでぼったくり価格には気をつけましょう。
③OSは?
続いて重要になってくるのはOS(Windows等のオペレーティングシステム、Macの場合はMacOSと呼ばれる)
の種類です。
現時点での最新OSは「Mojave」になりますが、中古Macでは最新OSが入っていない可能性があることに注意しましょう。
ただし注意しなければならないのは、最新OSを入れることができるiMacは限られているということです。
例えば現時点では
2009年後期モデルから2011年中期モデルまでは「High Sierra」まで
2012年後期モデル以降は「Mojave(最新OS)」
を無料で導入することができます。
私はこの度2011年モデルを購入したため、一つ前の「High Sierra」というOSまでしか入れることができないということになります。
私には最新OSとHigh Sierraとの違いがあまり感じられないですが、なるべく最新OSが良いという人はlate 2012年モデル以降であることを確認しましょう。
ちなみに今ベータ版ではありますが次のOS「Catalina」が登場していて、このOSまではlate 2012年モデルで使うことができるみたいですが、その次のOSではおそらくサポート外になることは把握しておいた方が良いです。
また、最新OSが入る分2011年モデルに比べて2012年モデルの方がかなり高い傾向にあります。
私はそれらを考慮してあえて2011年モデルを購入しました。
④スペックは公式サイトで必ず確認
Apple製のパソコンというのはWindowsPCに比べると性能のバリエーションが限られていて、例えば2012年モデルのiMacといったらCPUなどのパーツの組み合わせは限られてきます。
なので、年式を検索すればすぐにそのMacの性能を確認できます。
例えば、
「imac mid 2011」
と検索するだけで
![](https://web.archive.org/web/20230206025137im_/https://bablishe.com/wp-content/uploads/2019/08/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88-2019-08-24-17.53.37.png)
一番上に出てきます。ただし、画面サイズ(〜インチ)を間違えないようにしましょう。
⑤商品状態などはしっかり確認
こちらについては中古品全般に言えることですが、説明欄に「ジャンク品」とか記載されていたら動作しないパソコンだったりしますし、キズありとか汚れありとか不具合ありとか、いろんな情報が書かれている場合があるので必ず説明欄は確認しましょう。
基本的な、メルカリでのパソコンの購入の仕方はこちらの記事を参考にしてください。
以上を気をつければ安心してiMacが購入できると思います。
私が購入したiMacを軽く紹介
それでは最後に私が購入したiMacを軽く紹介します。
詳しいレビューについては今度またやる予定ですのでお楽しみください。
![](https://web.archive.org/web/20230206025137im_/https://bablishe.com/wp-content/uploads/2019/08/P_20190824_171551-1024x1024-1.jpg)
こちらになります。
先ほど紹介した通りOSはHigh Sierraとなっており、一つ古いものになります。
そしてモデル名は iMac 21.5inch, Mid 2011です。
2011年中期のものになります。
プロセッサ(CPU)はIntel Corei5 (2400S)で、2011年のものになりますね。
メインメモリは4GBのDDR3になります。グラフィックボードはAMD Radeon HD 6750Mとなっていますが、まぁCPUの内蔵グラフィックとさして変わらない性能なのでゲーム等快適にはできません。
ちなみに、逆にメルカリでパソコンを出品したいという方はこちらの記事をご覧ください。