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Windows10 Cドライブ容量不足解消法

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こんにちは、今回はWindowsパソコンを使っている人に多い悩み「Cドライブ不足」についてお話していきたいと思います。

そもそもCドライブとは?

パソコンには「ドライブ」という、記憶する装置が取り付けてあります。HDDやSSDのことですね。 そして、そのドライブの中でさらにパーティションというものを作ることによって細かく分けることができます。

そのうち、Windowsには「Cドライブ」というものがあります。これは、WindowsのOSの情報が格納されているパーティションです。

このドライブが容量不足になってしまうとWindowsの動作に支障をきたしてしまうかもしれません。また、SSDを使っている人は、容量不足になってしまうと速度が低下してしまう恐れがあります。死活問題なのです。

不足してしまう原因

続いては、Cドライブが不足してしまう原因についてお話していきます。

1.そもそもが小さい。

これが原因になることはあまりないと思いますが、そもそもCドライブに割り当てられた容量が50GB不足だとその時点で小さいです。

50GB以下でも動くことには動くのですが、度重なるアップデートやアプリのインストールですぐにいっぱいになってしまうでしょう。

2.アプリケーションのインストール先となっている

これが原因になることが最も多いと思います。

Cドライブには「ProgramFiles」というフォルダがいくつかあり、インターネットからダウンロードしてきたソフトをインストールするとき、既定ではこの中にインストールされます。

中にはCドライブにインストールしないと動かないソフトもありますが、ほとんどのソフトがドライブを問わないです。

Windowsとしては、アプリケーションとデータで分けようとしてくれているのですが、これだとCドライブがいっぱいになってしまいます。

3.写真ファイル等の増加

先ほど、既定のアプリケーションのインストール先になっているといったので、写真等のデータは違うドライブに入れてくれてるんだろうと思うかもしれませんが、こちらも実はCドライブにあります。

というのも、標準で設置されている「ピクチャ」「ビデオ」「ドキュメント」「ミュージック」「ダウンロード」「デスクトップ」「3Dオブジェクト」はすべてCドライブの中に格納されています。

これらを削除しなくて良い、とっておきの対処法があるので後程紹介します。

フォルダを移動する

それでは対処法を紹介していきます。

先ほど言った通り「ドキュメント」等のフォルダを移動するのが最も良い対処法なのですが、まずそれ以前に、ドキュメントやピクチャなどを見渡していらないファイルがあったら削除しておきましょう。

また、Cドライブ以外に一つ以上他のドライブがある前提でお話しさせていただきます。

他のドライブがあるのかどうかの確認については、以下の方法をとってください。

Windowsキーと「e」を同時押しするか、タスクバー上にある「エクスプローラー」をクリックする。

このようなウィンドウが表示されると思うので、続いては左側にある「PC」タブをクリックします。 勘違いしないように、パソコンに取り付けているUSBメモリなどの「リムーバブルディスク」があれば取り外しておくようにしましょう。

そしたらこのような画面になると思います。

赤色で囲っているのが「Cドライブ」です。Windowsの窓のマークがついています。また、容量も確認できると思います。

そして、その隣にある青色で囲まれているのがCドライブじゃない「Eドライブ」というものです。このアルファベットはFかもしれないし、Hとか他のものかもしれません。

とりあえずこの場では、Cでなければ「ほかのドライブ」ということにします。

そしてその隣にあるのが私が間違えてさしてしまっているUSBメモリです。

挿したままでも良いのですが、他のドライブだと勘違いしてしまうとまずいため、取り外しておきましょう。

それぞれのドライブの容量が、青色のゲージによってわかりやすく示されていますが、Cドライブの部分の青色ゲージがいっぱいになっていると容量不足です。となりにある「ほかのドライブ」の容量が十分にあることを確認したら次の作業に移りましょう。

まず他のドライブをダブルクリックします。わかりやすくするために、ドライブの名前を他のドライブにしておきました。

その中に、右クリックを使って新しいフォルダを作成し、「Data」という名前にしておきましょう。

そしたら今作った「Data」の中に同じようにして「ダウンロード」「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」「ミュージック」というフォルダを作りましょう。

続いて左からまた「PC」をクリックします。

そしたら、「ダウンロード」というフォルダを右クリックし、プロパティを開きます。

「場所」タブをクリックし、移動というところをクリックします。

そしたら、先ほど自分がいろいろなフォルダを作成した「ほかのドライブ」を左から選び、Dataをクリックして、中にある「ダウンロード」というフォルダを選択します。

戻って、OKをクリックし、警告に対して「はい」をクリックしましょう。

あとはこれをすべてのフォルダ分繰り返します。

そしたらData内にあるフォルダのアイコンもそれっぽくなると思います。

すべて繰り返したら終了です。これでCドライブにだいぶ余裕ができると思います。

心がけたいこと

Cドライブしかパソコンにないという人がCドライブ不足になっていたらそれは明らかにHDDが小さすぎるせいか、データの整理を怠っていることが原因となります。写真等は外付けのUSBメモリ等に保存するのが良いと思います。

そして、先ほど紹介した手順でうまく解決できた方は、次のことを心がけましょう。

「インストール先はCドライブじゃない場所にすること」

他のドライブに「Data」というフォルダを作りましたが、あのほかにも例えば「ProgramFiles」というフォルダを作り、これからソフトをインストールするときに参照できるのであれば他のドライブの「ProgramFiles」というところを選択していくようにしましょう。

例えば前の記事で紹介した「X media recode」という動画エンコード無料ソフトをインストールするならば

このタイミングで「Browse」とか「参照」とかをクリックし、

他のドライブの中にある、先ほど作成したProgram Filesを選ぶようにしましょう。

また、写真の整理などは定期的に行うようにしましょう。

以上でCドライブの容量不足を解消する方法は終わります。

本当はパーティション自体を拡張するという方法もあるのですが、リスキーで、しかもファイルを一回すべて移動しないといけないのでこちらはおすすめしません。


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